マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
39,869.38
-38.62
暗号資産
FISCO BTC Index
5/17 19:02:19
10,342,933
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

エヌビディアの決算待ちでこう着感が強まる【クロージング】

2024/2/21 16:05 FISCO
*16:05JST エヌビディアの決算待ちでこう着感が強まる【クロージング】 21日の日経平均は3日続落。101.45円安の38262.16円(出来高概算15億3000万株)で取引を終えた。三連休明けの米国市場でハイテク株中心に値を消したことから、東京市場でも値がさ株中心に売りが先行。日経平均は後場取引開始後には38095.15円まで水準を切り下げた。ただ、心理的な節目の38000円に接近すると海外勢などの押し目買い意欲は根強く、節目を割り込むことはなく、全般は底堅い展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が990を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、その他製品、ゴム製品、パルプ・紙、海運、ガラス土石など14業種が上昇。一方、鉱業、保険、石油石炭、機械など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>、中外薬<4519>がしっかりだった半面、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>が軟調だった。 前日の米国市場は、決算発表を翌日に控えた米画像半導体大手エヌビディアが4%超下落したことが響き、東京市場でも半導体中心に利益確定売りが先行して始まった。日経平均は最高値近辺にあるものの、TOPIXは最高値から10%程度安い水準で推移しており、目先はグロース株よりバリュー株選好が強まる可能性が高いと見る向きが多い。後場に入ると、米国市場の動きを見極めたいとの見方から次第に様子見ムードが広がっていた。 注目のエヌビディアの決算については、市場予想を大幅に上回らないと前回の決算後の展開と同じく上昇が一服し、調整が強まることが視野に入るのではないかとの見方が大半だ。ただ、生成AIに対する期待感は根強く、株価が調整を見せたとしても、その後は再び上昇に転じる可能性が高いだろう。東京市場も同様にAI関連株は急ピッチで上昇してきただけに、買い遅れている投資家が多く、株価下落場面では押し目買いの好機と捉えたいところだ。 《CS》
関連銘柄 8件
4519 東証プライム
5,007
5/17 15:00
+41(%)
時価総額 8,407,043百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4543 東証プライム
2,723.5
5/17 15:00
-71.5(%)
時価総額 4,059,913百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
43,170
5/17 15:00
+400(%)
時価総額 4,070,327百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
3,130
5/17 15:00
-27(%)
時価総額 2,084,580百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10