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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ高止まりならドル選好地合い

2024/1/11 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ高止まりならドル選好地合い 11日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。米インフレ高止まりなら連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め継続期待からドル選好地合いとなる見通し。仮に弱い内容となっても、株高を背景とした円売りがドルを支えるだろう。 前日の海外市場で米10年債利回りの低下でドル売りに振れやすい展開となり、欧州中銀(ECB)当局者から強気なスタンスが示されるとユーロ・ドルは1.0930ドル台から1.0970ドル台に浮上。ドル・円は米株高を背景にリスク選好的な円売りが優勢となり、145円付近から145円80銭台に値を上げた。本日アジア市場で米金利の失速でドル売りが先行したが、日本株の大幅続伸による円売りで主要通貨は押し上げられた。 この後の海外市場は米インフレ指標が焦点。今晩の12月消費者物価指数(CPI)は前年比で総合が+3.2%(11月+3.1%)、コア指数は?3.8%(同+4.0%)と強弱まちまちの内容が予想される。インフレ高止まりと市場が受け止めれば早期利下げ観測の後退で長期金利は上昇し、ドル買い優勢となりそうだ。逆に伸びが鈍化すればドル売りが見込まれるが、日銀による緩和修正期待は後退し、引き続き円売りがドルをサポートする。 【今日の欧米市場の予定】 ・18:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告 ・22:30 米・12月消費者物価指数(前年比予想:+3.2%、11月:+3.1%) ・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.0万件、前回:20.2万件) ・02:40 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(バージニア銀行協会・商工会議所) ・03:00 米財務省・30年債入札 ・04:00 米・12月財政収支(予想:-638億ドル、22年12月:-850.01億ドル) 《CS》