マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/7 3:29:01
9,334,657
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

リスク回避も売り一巡後は下落幅を縮める【クロージング】

2024/1/4 16:01 FISCO
*16:01JST リスク回避も売り一巡後は下落幅を縮める【クロージング】 4日の日経平均は3営業日続落。175.88円安の33288.29円(出来高概算16億7000万株)で取引を終えた。今年最初の取引となった東京市場は、前日までの米国市場でのハイテク株安や1日に発生した石川県能登半島地震による消費、経済活動の停滞への警戒感などからリスク回避の動きが強まり、日経平均は取引開始後に32693.18円まで下押しし、取引時間中としては、昨年12月19日以来約半月ぶりに33000円の大台割れとなった。ただ、米長期金利の上昇などを受け、円相場が1ドル=143円台後半へと円安が進んだため、自動車関連株など輸出株の一角が堅調に推移したことなどが相場を支え、売り一巡後は下げ渋りを見せた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、海運、石油石炭、鉱業、医薬品など26業種が上昇。一方、電気機器、精密機器、その他製品など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、第一三共<4568>、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>、ネクソン<3659>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>が軟調で、この4銘柄で日経平均を約265円押し下げた。 前日の米国市場は、早期の利下げ期待が後退したことから、ハイテク株を中心に売られ、主要な株価指数は下落。なかでもSOX指数が2%安と突出していた。この流れを受けて、東京市場では値がさ株中心に売りが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時700円を超える場面があった。しかし、中東情勢の緊迫化を背景にコンテナ船運賃上昇への思惑から海運株が買われたほか、円安進行による輸出関連株の一角がしっかりしたことが相場を支えた。さらに、大規模地震を受けて、日銀が1月の金融政策決定会合で政策修正に踏み切る可能性が後退したとの見方が広がったことも相場を支える要因になったようだ。 能登半島地震に加え、2日夕方には日航機事故が発生するなど波乱の年明けとなった。ただ、今月から新しい少額投資非課税制度(NISA)が始まり、個人による押し目買いが相場を支え25日線水準も下回らず上回って引けたことで、調整は短期間にとどまる可能性が高いだろう。 《CS》
関連銘柄 8件
3659 東証プライム
2,803.5
10/4 15:00
-21.5(%)
時価総額 2,427,475百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4503 東証プライム
1,728
10/4 15:00
+5.5(%)
時価総額 3,172,352百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4568 東証プライム
4,867
10/4 15:00
+31(%)
時価総額 9,476,214百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,687
10/4 15:00
+37(%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17