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前場に注目すべき3つのポイント~大発会の日本株市場は売り優勢のスタートに~

2024/1/4 8:24 FISCO
*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~大発会の日本株市場は売り優勢のスタートに~ 1月4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■大発会の日本株市場は売り優勢のスタートに ■アダストリア、3Q営業利益 46.0%増 163億円 ■前場の注目材料:トヨタ自、新たな価値を具現化、「水素」「電池」「ソフト」重点 ■大発会の日本株市場は売り優勢のスタートに 大発会の日本株市場は、売り優勢のスタートになりそうだ。3日の米国市場は、NYダウが284ドル安、ナスダックは173ポイント安だった。リッチモンド連銀のバーキン総裁が講演で、追加利上げの選択肢も依然あると言及したため早期の利下げ期待が後退し、利益確定の売りが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録でも長期にわたり金融引き締め策を維持する方針が再確認されると、終盤にかけ下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比355円安の33065円、円相場は1ドル143円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物は祝日取引で33040円まで下げており、25日線を若干ながら下回ってきた。25日線が支持線として意識されてくるかを、見極めたいところであろう。25日線を明確に下放れてくるようだと、先物主導での売り仕掛け的な動きが強まる可能性もありそうだ。能登半島地震を受けた経済への影響を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいだろう。 また、米国市場ではナスダックが4日続落で支持線として期待されていた25日線を下回ってきた。東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均の重荷となる可能性があるため、日経平均においてもまずは25日線水準での底堅さを見極めたいところであろう。 物色としてはインデックスに絡んだ商いのほかは、能登半島地震を受けて復興関連への物色が強まりそうである。材料系の土木関連などへは、個人投資家主体による短期的な値幅取り狙いの資金が集中することになろう。一方で、羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故を受けて、インバウンド関連へは持ち高調整の売りが警戒されやすい。 ■アダストリア、3Q営業利益 46.0%増 163億円 アダストリア<2685>が発表した2024年2月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比14.8%増の2032.52億円、営業利益は同46%増の163.06億円だった。アパレル・雑貨関連事業の国内売上高については、外出機会の増加とファッションのカジュアル化の追い風に加え、残暑や暖冬などの気候変化への適応や、トレンドに対応した商品展開、ヒット商品の育成、高付加価値化による商品価格の見直しを進めた。 ■前場の注目材料 ・1ドル=143.20-30円 ・米原油先物は上昇(72.70、+2.32) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・トヨタ自<7203>新たな価値を具現化、「水素」「電池」「ソフト」重点 ・テイ・エス テック<7313>埼玉に生産技術開発棟、22億円投じ体制再編で効率化 ・ヤマハ発<7272>東京オートサロンに初出展、EV7機種紹介 ・コマツ<6301>アフターマーケット拡大、建機のメンテ延長保証など ・日立造船<7004>グループ会社のイノバ、英でゴミ焼却発電施設受注 ・ACSL<6232>米で空撮ドローン50機納品 ・キヤノン<7751>RFIDで位置情報把握、DX推進サービス発売 ・JFEHD<5411>社長・柿木厚司氏、長期視野に新CO2目標 ・住友精化<4008>兵庫・播磨に研究棟新設、半導体向け材料など開発 ・東洋製罐GHD<5901>出光と、プラ端材の再資源化実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・大発会 <海外> ・10:45 中・12月財新サービス業PMI(予想:51.6、11月:51.5) 《ST》
関連銘柄 12件
2685 東証プライム
3,840
10/4 15:00
+140(%)
時価総額 187,392百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
4008 東証プライム
5,240
10/4 15:00
+20(%)
時価総額 73,219百万円
機能化学品メーカー。紙おむつの高吸水性樹脂に強み。化粧品向けポリマーやエレクトロニクスガス、工業薬品等を製造、販売する。今期3Q累計は吸水性樹脂の販売価格が低下。エレクトロニクスガス等の販売が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
5411 東証プライム
1,938
10/4 15:00
-1.5(%)
時価総額 1,190,781百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
2,312.5
10/4 15:00
+40(%)
時価総額 469,118百万円
東洋製罐を中核とする持株会社。製缶、PETボトルなどで国内トップシェア。エンジニアリング・充填・物流事業、鋼板関連事業、機能材料関連事業等も。総還元性向80%目安。既存事業領域の持続的な成長図る。 記:2024/08/19
6232 東証グロース
840
10/4 15:00
-34(%)
時価総額 13,284百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
6301 東証プライム
4,060
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 3,950,973百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
7004 東証プライム
998
10/4 15:00
-5(%)
時価総額 169,874百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7272 東証プライム
1,333.5
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 1,401,044百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7313 東証プライム
1,782
10/4 15:00
+13.5(%)
時価総額 242,352百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。四輪車・二輪車用シートなどの自動車内装品が主力。二輪車用シートは国内トップシェア。水上バイク、医療用チェア等も手掛ける。新事業の拡大、主要客先シェアの向上などに取り組む。 記:2024/08/20
7751 東証プライム
4,843
10/4 15:00
+41(%)
時価総額 6,459,414百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07