マーケット
7/26 15:15
37,667.41
-202.10
40,589.34
+654.27
暗号資産
FISCO BTC Index
7/27 14:10:19
10,459,686
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均はハイテク主導で売られ、前日のリバウンド部分を帳消しに【クロージング】

2023/12/7 16:14 FISCO
*16:14JST 日経平均はハイテク主導で売られ、前日のリバウンド部分を帳消しに【クロージング】 7日の日経平均は大幅反落。587.59円安の32858.31円(出来高概算15億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が下落したほか、前日の急上昇の反動から利益確定売りが先行。節目の33000円をあっさり割り込むなか、リスク回避的な売りや短期筋による先物売りも加わり、下落幅を広げた。後場は32900円を挟んだ狭いレンジでの推移を継続するなか、大引けにかけて32814.69円まで水準を切り下げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、電気ガス、保険、空運など5業種が上昇。一方、海運、鉱業、電気機器、機械など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、SOMPO<8630>、東京海上<8766>、JAL<9201>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>、信越化<4063>が軟調だった。 前日の米国市場は、週末の雇用統計を前にしたポジション調整の売りなどで主要株価指数は下落。なかでもハイテク株の弱さが目立つなか、東京市場でも半導体関連などが売り優勢となった。また、米格付け会社のムーディーズが5日に中国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたのに続き、中国の国有企業4社などの格付け見通しを引き下げたため、中国経済への先行き懸念が強まった。加えて、円相場が1ドル=146円台半ばへと前日に比べ円高に振れたことも買い見送りムードに拍車をかけた面もあるようだ。 本日の日経平均は大幅に反落したが、あすの12月限の先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を前に、短期筋による思惑的な売りが出たことも要因の一つだろう。ただ、SQを波乱なく通過すれば、来週以降、東京市場は掉尾の一振に対する期待が高まってくるとの見方も残る。一方、来週に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げについて、どのような見解を示すのか注目されるなか、個別材料株での幕間つなぎ的な動きが主流となりそうだ。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
6,304
7/26 15:00
+74(%)
時価総額 12,760,071百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6367 東証プライム
21,900
7/26 15:00
+215(%)
時価総額 6,419,197百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
5,505
7/26 15:00
-203(%)
時価総額 4,217,760百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
27,625
7/26 15:00
-1,385(%)
時価総額 13,028,862百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,202
7/26 15:00
±0(%)
時価総額 3,171,523百万円
大手損保会社の一角。損保ジャパンを中核に、損害保険や生命保険、海外保険を提供する。介護・ヘルスケアにも注力。今期3Q累計は増収、利益は大幅改善した。海外保険の引受、資産運用が拡大。国内生損保も堅調に推移。 記:2024/04/02
5,568
7/26 15:00
-128(%)
時価総額 11,358,720百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9201 東証プライム
2,416
7/26 15:00
-49.5(%)
時価総額 1,056,140百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9983 東証プライム
40,850
7/26 15:00
+720(%)
時価総額 12,999,328百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10