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後場に注目すべき3つのポイント~マイナス圏で軟調に推移

2023/12/4 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~マイナス圏で軟調に推移 4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、マイナス圏で軟調に推移 ・ドル・円は下げ渋り、売り一巡後は買戻しも ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテ<6857> ■日経平均は続落、マイナス圏で軟調に推移 日経平均は続落。215.46円安の33216.05円(出来高概算6億8623万株)で前場の取引を終えている。 前週末1日の米国株式市場のダウ平均は294.61ドル高(+0.82%)と続伸。11月ISM製造業景況指数が予想を下回り金利の低下に連れた買いが強まった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長発言を受け、利上げ終了観測が一段と強まり相場は続伸。終日堅調に推移し終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックは反発、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均は前週末比113.44円安の33318.07円と続落でスタートした。その後は、マイナス圏での推移となっている。 個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>などの半導体関連株の一角が軟調に推移。また、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株も下落。ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、TOWA<6315>、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>なども下落した。ほか、8-10月期は営業赤字見通しで通期営業利益を下方修正したクミアイ化学<4996>が急落、エル・ティー・エス<6560>、日東紡績<3110>などが値下がり率上位となった。 一方、川崎船<9107>や日本郵船<9101>などの海運株が堅調に推移した。また、レーザーテック<6920>、スクリン<7735>、三菱地所<8802>なども上昇した。ほか、第1四半期は大幅増益決算となった内田洋行<8057>が大幅上昇、セレス<3696>、バリューコマース<2491>、ラクーンホールディングス<3031>などが値上がり率上位となった。 セクターでは、輸送用機器、鉱業、銀行業など多くの業種が下落率上位に並んでいる一方で、海運業、不動産業、小売業の3業種のみが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は44%、対して値下がり銘柄は53%となっている。 今日の東京株式市場は売り優勢の展開となっている。日経平均は寄り付き後、一時400円超に下げ幅を広げる場面があった。ただ、節目の33000円に接近する場面では押し目買いが株価指数先物に入り、下げ幅を縮小している。為替が円高方向に振れていることが重しとなっている他、週末にメジャーSQを控えていることもあって積極的な動きは乏しい。そのほか、アジア市況で香港ハンセン指数及び上海総合指数ともに売り買いが交錯する展開となっている。 さて、後場の日経平均も軟調推移が続くか。東京証券取引所が11月30日に発表した11月第4週(11月20-24日)の投資部門別売買動向では、海外投資家は現物で5週ぶりに売り越しに転じた。日経平均先物ベースでも3週ぶり、TOPIX先物でも4週ぶりの売り越しとなっており、日本株に対するアプローチが後退していることも懸念されている。 一方で、東証グロース250指数はプラス圏での推移が続いている。米金融当局が来年5月までに利下げに転じるとの観測が高まっていることは国内の個人投資家心理の追い風となっているほか、米長期金利が4.1%台まで低下してバリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株を手掛けやすい地合いとなっている。総じて、米株先物の動向を横目に、東証プライム市場に比べ出遅れ感が魅力となって、業績が拡大基調にある銘柄を中心として、値ごろ感のある新興株の物色が続きそうだ。 ■ドル・円は下げ渋り、売り一巡後は買戻しも 4日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、146円77銭から146円21銭まで下落後は146円50銭付近に戻した。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め休止への思惑からドル売り先行。ただ、米金利の持ち直しを背景に売り一巡後は買戻しが入った。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円21銭から146円77銭、ユーロ・円は159円11銭から159円78銭、ユーロ・ドルは1.0866ドルから1.0894ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・大和コンピューター<3816>、グローバルウェイ<3936>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテ<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月マネタリーベース:前年比+8.9%(10月:+9.0%)・ 【要人発言】 ・パウエルFRB議長 「FRBが政策を利下げする時期を憶測するのは時期尚早」 「適切であれば追加引き締めの用意」 「リスクがより均衡するに連れ、FOMCは注意深く行動」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 独・10月貿易収支(9月:+167億ユーロ) ・16:30 スイス・11月消費者物価指数(前年比予想:+1.7%、10月:+1.7%) 《CS》
関連銘柄 29件
2491 東証プライム
1,179
6/28 15:00
-17(%)
時価総額 40,641百万円
アフィリエイト広告等のマーケティングソリューションズ事業、ECモール向けクリック課金型広告等のECソリューションズ事業が柱。宿泊予約システム等も。新規事業領域、トラベルテック領域への投資加速を図る。 記:2024/05/16
559
6/28 15:00
-3(%)
時価総額 12,500百万円
衣料・雑貨の企業間取引サイトを運営。売掛保証や決済代行も。スーパーデリバリーの会員数は37万6406店舗と増加。EC事業は売上堅調。会員登録数の増加などで国内流通額が増加。24.4期3Q累計は増収。 記:2024/03/07
3110 東証プライム
6,490
6/28 15:00
-100(%)
時価総額 259,185百万円
ガラス繊維大手。糸の製造から複合材の開発まで手掛ける。体外診断薬や機能性ポリマー、高性能半導体パッケージなども。24.3期3Qは機能材事業が堅調。半導体パッケージ基盤向けスペシャルガラスが回復傾向に。 記:2024/04/09
3696 東証プライム
1,631
6/28 15:00
+11(%)
時価総額 19,370百万円
国内最大級のポイントサイト「モッピー」の運営等を行うモバイルサービス事業が主力。DX化支援、ブロックチェーン関連事業等も。モッピーの会員数は525万人超。ブロックチェーン関連はステーキングサービスが順調。 記:2024/06/15
3816 東証スタンダード
1,170
6/28 15:00
±0(%)
時価総額 4,622百万円
独立系システム開発会社。ICTソリューションの提供などソフトウェア開発関連の売上構成比率が高い。各種スクール向けクラウドソリューション等も展開。取引社数は約400社。ソフトウェア開発関連は受注順調。 記:2024/05/10
3936 東証グロース
134
6/28 15:00
+2(%)
時価総額 4,878百万円
クラウドプラットフォーム構築支援やセールスフォースの導入支援を行う。転職・就活情報サイト運営も。24.3期3Q累計はエンジニア拡充で構築・導入支援が好伸。スキルシェアは先行投資が続く。通期5割増収を計画。 記:2024/03/12
4996 東証プライム
805
6/28 15:00
-1(%)
時価総額 107,214百万円
大手農薬メーカー。除草剤や殺虫剤などの農薬製品を中心に、化成品や原体などを展開。国内は水稲栽培除草剤で首位。農薬及び農業関連事業は足踏み。24.10期1Qは化成品事業が堅調。ビスマレイミド類の出荷が伸長。 記:2024/04/07
8,607
6/28 15:00
+57(%)
時価総額 14,597,128百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6146 東証プライム
61,040
6/28 15:00
+210(%)
時価総額 6,611,670百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6315 東証プライム
11,280
6/28 15:00
+50(%)
時価総額 282,372百万円
半導体製造装置メーカー。後工程用で大手。モールディング装置やシンギュレーション装置を製造、販売する。半導体製造装置用の精密金型も手掛ける。今期3Q累計はPCやスマートフォン等の民生品向けが足踏みとなった。 記:2024/03/07
6560 東証プライム
2,095
6/28 15:00
-10(%)
時価総額 9,174百万円
企業改革や働き方改革を支援するプロフェッショナルサービスを提供する。コンサルティングやデジタル活用、経営改善、業務改善、人材サービスを提供する。23年12月期はDX関連やマッチングサービスが増加した。 記:2024/03/08
6758 東証プライム
13,640
6/28 15:00
+110(%)
時価総額 17,201,158百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
6,425
6/28 15:00
+187(%)
時価総額 4,922,636百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
70,550
6/28 15:00
+20(%)
時価総額 17,158,324百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
36,090
6/28 15:00
+1,120(%)
時価総額 3,402,782百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
3,290
6/28 15:00
+27(%)
時価総額 53,676,307百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,720
6/28 15:00
+7.5(%)
時価総額 9,346,970百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
14,500
6/28 15:00
+105(%)
時価総額 1,473,055百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8031 東証プライム
3,651
6/28 15:00
+23(%)
時価総額 11,052,990百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
34,900
6/28 15:00
+100(%)
時価総額 16,459,992百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8057 東証プライム
8,370
6/28 15:00
+50(%)
時価総額 87,207百万円
ICTシステム構築・機器販売は学校・官公庁向けに強み。オフィス家具の製造・販売も。24.7期上期はインボイス対応のシステム改修需要が旺盛。大学向け教室ICT化も伸びて販管費増をこなす。通期営業増益を計画。 記:2024/03/10
8058 東証プライム
3,148
6/28 15:00
+49(%)
時価総額 13,575,693百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
1,729
6/28 15:00
+64.5(%)
時価総額 22,964,569百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
10,725
6/28 15:00
+275(%)
時価総額 14,743,561百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
8802 東証プライム
2,520
6/28 15:00
+50.5(%)
時価総額 3,506,527百万円
総合不動産大手。東京・丸の内のビル賃貸を中核に商業施設運営やマンション開発等を行う。丸の内の再開発に重点。コマーシャル不動産事業は堅調。既存のオフィスビルの空室率は改善。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/24
9101 東証プライム
4,682
6/28 15:00
+96(%)
時価総額 2,388,593百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9107 東証プライム
2,340
6/28 15:00
+81(%)
時価総額 1,672,464百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
40,560
6/28 15:00
+70(%)
時価総額 12,907,044百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,390
6/28 15:00
+255(%)
時価総額 17,901,492百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17