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パウエルFRB議長発言を控えこう着感の強い相場展開【クロージング】

2023/12/1 16:08 FISCO
*16:08JST パウエルFRB議長発言を控えこう着感の強い相場展開【クロージング】 1日の日経平均は反落。55.38円安の33431.51円(出来高概算13億6000万株)で取引を終えた。米国市場でハイテク株が売られた流れを受けて、半導体の一角が売られた。日経平均は前場中盤には33397.42円まで値を下げる場面があった。ただ、前日に進んだ円高が一服したことから自動車株などの輸出関連株の一角が堅調だったほか、バリュー株が総じて堅調なことが相場を支えた。後場に入ると、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言内容を見極めたいとの見方から様子見ムードが広がり、33400~33500円の狭いレンジ内の動きにとどまった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が850に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、卸売、倉庫運輸、輸送用機器、銀行、建設など22業種が上昇。一方、サービス、精密機器、情報通信、電気機器など11業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、レーザーテック<6920>、トレンド<4704>、第一三共<4568>、7&iHD<3382>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983> 、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 前日の米国市場は、高安まちまちだった。東京市場は買いが先行して始まったが、米ハイテク株安の流れを引き継ぐ形となった。一方、円相場が1ドル=148円台へと円高が一服しているほか、本日は主要企業の9月中間配当金の支給日がピークを迎え、配当の再投資への思惑も相場を支えた。 米国では、1日にパウエルFRB議長とクック理事が対談を行う。米連邦公開市場委員会(FOMC)のブラックアウト期間前となる最後のパウエル氏の発言機会となるだけに投資家の感心が集まっている。FOMCメンバー内でタカ派・ハト派が入り交じる発言が出ているだけに、パウエル氏が今後の金融政策運営について、どう言及するかが注目される。一方、東京市場は年末高に対する期待は根強くあるものの、来週末にはメジャーSQ(特別清算指数)算出日を迎える。週半ばにはSQに絡んだ売買に値動きの荒い展開も想定されるだけに要警戒だ。 《CS》
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国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
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4704 東証プライム
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ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
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時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
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5/17 15:00
+400(%)
時価総額 4,070,327百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
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時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,010
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時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
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時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10