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後場に注目すべき3つのポイント~手掛かりなく狭いレンジで推移

2023/11/30 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~手掛かりなく狭いレンジで推移 30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、手掛かりなく狭いレンジで推移 ・ドル・円は底堅い、146円台は買戻し ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はリクルートHD<6098> ■日経平均は続落、手掛かりなく狭いレンジで推移 日経平均は続落。65.85円安の33255.37円(出来高概算6億5632万株)で前場の取引を終えている。 29日の米国株式市場のダウ平均は13.44ドル高(+0.04%)、S&P500は4.31ポイント安(-0.09%)、ナスダック総合指数は23.27ポイント安(-0.16%)とまちまち。7-9月期の国内総生産(GDP)改定値が予想以上に上方修正され、約2年ぶりの高い伸びを記録したことが材料視され買いが先行した。その後リッチモンド連銀のバーキン総裁が追加利上げの選択肢を除外したくないとの見解を示すと、相場は一時失速。ただ、来年の利下げ観測が根強く、さらにソフトランディング期待から買われる場面もみられた。終盤にかけては、地区連銀経済報告(ベージュブック)で経済活動の減速が報告されるとNYダウは上げ幅を縮小し、ナスダックは下落に転じるなど、まちまちの展開だった。 一方、日経平均は前日比61.08円安の33260.14円と続落スタート。手掛かりなく上下レンジ176円と狭い範囲での動きとなった。 個別では、ローツェ<6323>、アドバンテスト<6857>など半導体銘柄の一角が好調。寄り付き前に発表された10月鉱工業生産が好調だったことで、TDK<6762>、太陽誘電<6976>、村田製<6981>などが買われた。値上がり率ランキングには、黒崎播磨<5352>、大真空<6962>のほか、上位にはショーケース<3909>やクワザワHD<8104>などの東証スタンダード銘柄や、アマナ<2402>、コンヴァノ<6574>などの東証グロース銘柄が多くランクインした。 一方、日経平均への寄与度が大きいリクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>が下落。値下がり率ランキングには伊藤園<2593>、ACCESS<4813>、TOKYO BASE<3415>のほか、上位にはBBタワー<3776>などの東証スタンダード銘柄や、ZUU<4387>、地盤ネットHD<6072>、アーキテクツSJ<6085>などの東証グロース銘柄が多くランクインした。 セクターでは、海運業、鉱業、証券・商品先物取引業などを筆頭に上昇。一方、陸運業、サービス業、小売業などを筆頭に下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は46%、対して値下がり銘柄は50%となっている。 本日の東京市場も非常にこう着感の強い展開が続いている。28日にウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事がタカ派姿勢を崩し、数カ月先の利下げ可能性を示唆したことは市場の来年利下げ期待を高めたもよう。為替市場では米金利低下に加え、月末の実需筋による円買いなども加わり円高方向へ徐々にシフトしており、日本株への重しとなっている。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の12月会合での政策金利据え置きは既定路線ととらえられているとみられ、関心が政策金利から景気へ移りはじめている。市場は米国にゴルディロックス経済(適温経済)を求めており、今後経済指標発表に対しては神経質さを増してきそうだ。 今晩は米国で個人消費支出(PCE)コア・デフレーターなどの発表が控えており、後場はこの結果を見極めたいと様子見ムードも出てくるだろう。一方、バリュー株が手掛けにくい中、米金利低下見通しを背景に昨日はグロース市場のみプラス圏での推移となった。本日前場は利益確定売り優勢で昨日の上げを消す格好となっているが、昨日安値付近では押し目買いも入ってきそうだ。 ■ドル・円は底堅い、146円台は買戻し 30日午前の東京市場でドル・円は147円19銭から146円83銭まで下げたが、147円付近に戻した。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者がタカ派姿勢を弱めており、米金利安・ドル安の展開。ただ、146円台は割安感から買戻しが入りやすく、下げ渋った。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円83銭から147円19銭、ユーロ・円は161円13銭から161円53銭、ユーロ・ドルは1.0969ドルから1.0983ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・アマナ<2402>、ショーケース<3909>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はリクルートHD<6098> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・10月鉱工業生産速報値:前月比+1.0%(予想:+0.8%、9月:+0.5%) ・中・11月製造業PMI:49.4(予想:49.8、10月:49.5) ・中・11月非製造業PMI:50.2(予想:50.9、10月:50.6) 【要人発言】 ・中村日銀審議委員 「賃金と物価の好循環を実現させる千載一遇のチャンスが到来」 「今は慎重な対応が必要で、(緩和修正には)もう少し時間がかかる」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 20件
2402 東証グロース
44
1/26 15:00
-4(%)
時価総額 1,697百万円
広告ビジュアル制作業界最大手。写真やCG、映像、イラストなどビジュアルを活用した広告をワンストップで提供。コンテンツ制作も展開。グループ内部リソースの有効活用などを推進し、3Q累計では営業赤字幅縮小。 記:2023/12/22
2593 東証プライム
3,506
7/26 15:00
-30(%)
時価総額 312,777百万円
清涼飲料メーカー。国内緑茶飲料市場でトップシェア。お~いお茶が主力。タリーズコーヒージャパンを傘下に収める。米国など海外展開も。中計では27.4期ROE10%以上目標。お~いお茶のグローバル化等に注力。 記:2024/06/04
3415 東証プライム
275
7/26 15:00
+2(%)
時価総額 13,336百万円
国内ブランドに特化のセレクトショップを展開。海外は中国を開拓。25.1期は既存実店舗の増収を想定。中国の不採算店閉鎖やECの値引き抑制による利益率改善も見込む。中計では28.1期に営業益30億円を目指す。 記:2024/04/16
3776 東証スタンダード
190
7/26 15:00
-4(%)
時価総額 11,676百万円
都市型データセンターの運用、クラウド・ソリューション等を手掛けるコンピュータプラットフォーム事業が主力。メディアソリューション事業も展開。独自のc9サービス、パブリッククラウドサービス等は売上順調。 記:2024/06/25
3909 東証スタンダード
298
7/26 15:00
+4(%)
時価総額 2,554百万円
Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01
4387 東証グロース
823
7/26 14:45
-35(%)
時価総額 3,909百万円
経済・金融情報サイト「ZUU online」の運営を行う。クラウドファンディング等のフィンテック・トランザクション事業も展開。コンサルティング事業は構造改革中。金融商品仲介業、保険代理業は順調に伸びる。 記:2024/06/24
4813 東証プライム
1,340
7/26 15:00
-1(%)
時価総額 53,108百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。NTTと資本業務提携。IoT事業は自社製品・サービスの育成図る。 記:2024/05/02
5352 東証プライム
2,482
7/26 15:00
-19(%)
時価総額 90,489百万円
工業窯炉向け耐火物メーカー。窯炉設計やセラミックス材料も。日本製鉄傘下。24.3期3Q累計は耐火物がインドの鉄鋼向けや欧州の非鉄向けに伸長。値上げも進み増収増益に。通期計画を上方修正。配当性向は3割目安。 記:2024/03/12
146
7/26 15:00
±0(%)
時価総額 3,380百万円
地盤解析の専門会社。地盤改良工事は担わずに第三者の立場で地盤解析を行う。BIM事業や住宅事業も。24.3期3Q累計は部分転圧工事が堅調。だが住宅の大型案件が剥落。BIMの先行投資や販管費増も利益の重石に。 記:2024/04/11
520
7/26 15:00
-2(%)
時価総額 1,563百万円
約3000人の建築家ネットワークを持ち、家づくりのプランニングや名作住宅の図面再利用等のサービスを提供。工事請負契約数は横ばいだが、契約ロイヤリティ売上は順調。24.3期3Q累計は増収、損益改善。 記:2024/03/05
8,027
7/26 15:00
-248(%)
時価総額 13,613,471百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6323 東証プライム
23,150
7/26 15:00
+40(%)
時価総額 408,366百万円
半導体ウエハ搬送装置メーカー。大気用ウエハ搬送ロボットや真空用ウエハ搬送ロボットに加え、ウエハ搬送装置やガラス基板搬送機等のシステムを提供する。今期3Q累計は米国や中国向けの半導体関連装置がけん引した。 記:2024/03/07
6574 東証グロース
1,220
7/26 14:45
-129(%)
時価総額 5,285百万円
ネイルサロン「ファストネイル」を関東中心に展開。高効率オペレーションなどが強み。ネイルサロンメディア「femedia」のメディア事業も。顧客単価の向上図る。ファストネイル大宮西口駅前店がグランドオープン。 記:2024/07/02
6762 東証プライム
9,584
7/26 15:00
+43(%)
時価総額 3,725,991百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,505
7/26 15:00
-203(%)
時価総額 4,217,760百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6962 東証プライム
709
7/26 15:00
-1(%)
時価総額 25,664百万円
水晶デバイスが柱の電子部品メーカー。世界首位級の水晶発振器に強み。人工水晶の育成から一貫展開。24.3期3Q累計は車載用が回復。だがPC向け低調。スマホ向けも振るわず。営業外に為替差益。有証売却特益計上。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
4,398
7/26 15:00
+46(%)
時価総額 572,699百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
3,404
7/26 15:00
-16(%)
時価総額 6,901,416百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8104 東証スタンダード
877
7/26 15:00
+21(%)
時価総額 14,641百万円
北海道地盤の建設資材商社。セメント・生コンの流通市場で北海道最大のシェア。建築工事やリフォームも事業領域。M&A活用し本州を開拓。北海道や東北エリアを中心に受注好調で、24.3期3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/28
9983 東証プライム
40,850
7/26 15:00
+720(%)
時価総額 12,999,328百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10