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米ハイテク株高や円安進行を背景に買いが優勢に【クロージング】

2023/11/9 15:55 FISCO
*15:55JST 米ハイテク株高や円安進行を背景に買いが優勢に【クロージング】 9日の日経平均は3日ぶりに大幅反発。479.98円高の32646.46円(出来高概算16億7000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぐ格好から、東京市場でも半導体関連株など値がさ株中心に値を上げる展開となった。また、円相場が一時1ドル=151円ちょうどまで円安が進んだため、自動車など輸出関連株も買われ、日経平均はじり高のなか後場終盤には32723.71円まで水準を切り上げ、6日の直近高値に接近する場面もあった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、サービスと非鉄金属を除く31業種が上昇。その他製品、石油石炭、鉱業、証券商品先物、空運、輸送用機器の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、NTTデータ<9613>が堅調だった半面、リクルートHD<6098>が急落し、クラレ<3405>、フジクラ<5803>が軟化した。 前日の米国市場は金融引き締めの長期化観測が後退し、長期金利の低下を好感したハイテク株高が相場を支え、NYダウは反落した一方、ナスダック指数は上昇した。また、岸田首相が年内の衆院解散を見送ることを固めたことで、円安けん制姿勢が緩む可能性が出てきたとの見方から、海外短期筋による先物買いも加わり、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。また、「米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが円建て社債の発行を準備している」と一部で伝わったことで、海外投資家による日本株買いが再び盛り上がるのではないかとの期待も支援材料になったようだ。 オプションの特別清算指数(SQ)に絡んだ商いとみられ、SQが波乱なく通過すれば、短期的な過熱感が意識されるとの声も聞かれる。一方、円安が進んでいるため、輸出関連企業の収益押し上げ効果に対する期待は根強く、本格化している輸出企業の決算を見極めながらの展開となりそうだ。海外では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が国際通貨基金(IMF)主催のパネルディスカッションに参加する。「世界経済における金融政策の挑戦」がテーマとされるだけに、発言内容が注目されている。 《CS》
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3405 東証プライム
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化学メーカー大手。1926年創業。ポバール樹脂などビニルアセテート部門が柱。光学用ポバールフィルム、ガスバリア材「エバール」などで世界トップシェア。米国における活性炭製造設備等の早期安定稼働を図る。 記:2024/07/29
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独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
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米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
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-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6920 東証プライム
17,280
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時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,884.5
11/22 15:30
+77(%)
時価総額 4,045,511百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9983 東証プライム
49,020
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17