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後場に注目すべき3つのポイント~米株高引継いで買い優勢の展開

2023/10/25 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~米株高引継いで買い優勢の展開 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、米株高引継いで買い優勢の展開 ・ドル・円は伸び悩み、節目150円を意識 ・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は続伸、米株高引継いで買い優勢の展開 日経平均は続伸。404.57円高の31466.92円(出来高概算6億957万株)で前場の取引を終えている。 24日の米国株式市場のダウ平均は204.97ドル高(+0.62%)、S&P500は30.64ポイント高(+0.73%)とそれぞれ反発、ナスダック総合指数は121.55ポイント高(+0.93%)と続伸した。中東情勢悪化への警戒感が緩和するなか、10月のPMIが予想を上回ったため成長期待も買い材料になったほか、企業の好決算を好感した買いも目立った。また、金利が安定したほか今週発表される決算への期待にハイテク株も強くナスダック総合指数は続伸、終日堅調に推移した米株市場を横目に、日経平均は240.16円高の31302.51円と上昇してスタート。その後もプラス圏で堅調に推移した。 個別では、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などの半導体関連株が堅調に推移。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、川崎船<9107>や郵船<9101>などの海運株が上昇。ほか、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>、INPEX<1605>なども上昇した。想定以上の上方修正がポジティブなインパクトとなった野村マイクロ<6254>や上半期業績予想が再度の上方修正となったラクス<3923>が急騰、サムコ<6387>、タツモ<6266>が値上り率上位となった。 一方、第一三共<4568>、ニデック<6594>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>などが軟調に推移した。また、想定以上の業績下方修正をネガティブ視されたKOA<6999>や業績下方修正で一転2ケタ営業減益見通しとなったコメリ<8218>が急落。そのほか、霞ヶ関キャピタル<3498>、ファインデックス<3649>、ミダックHD<6564>、ウェルビー<6556>などが値下がり率上位となった。 セクターでは、石油・石炭製品、輸送用機器、卸売業が上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は86%、対して値下がり銘柄は12%となっている。 今日の東京株式市場は買いが先行した。前日の米株高を引き継いでおり、ハイテク株比率が高いナスダック及び主要な半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となっている。また、今後本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感に加えて、前日の日経平均が日足で長めの下ひげを形成したことから、テクニカル的に下値は堅いとの見方もあった。そのほか、アジア市況では香港ハンセン指数や上海総合指数が上昇しており、これらも追い風となっている。ただ、ハンセン指数が2%を超える上昇となっている中、上海総合指数の上昇は限定的で節目の3000ptには届いておらず上値は重い。 さて、後場の日経平均は上げ幅を広げる展開となるか。アジア市況の動向や米株先物の推移を見極めつつ、直近軟調に推移していた銘柄中心に買い進む動きが継続するか注目しておきたい。一方で、長期金利の上昇は一服しているものの、日米長期金利の先高観や中東情勢の緊迫化など警戒材料が払しょくできていない。そのほか、時間外でのアルファベット株の急落に加えて、全米自動車労組(UAW)のスト収束は見通せておらず、UAWは各社が収益源とする主力工場をスト対象に加え始めている。総じて、外部環境の不透明感が依然として漂っているものの、本日は幅広い銘柄で買い戻しが続きそうだ。 ■ドル・円は伸び悩み、節目150円を意識 25日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、149円79銭から149円92銭まで上昇後は小幅に値を下げた。米10年債利回りは前日低下し、ややドル売りに振れやすい。一方、日経平均株価は強含むものの、為替介入への警戒感で円売りは抑制されている。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円79銭から149円92銭、ユーロ・円は158円69銭から158円86銭、ユーロ・ドルは1.0590ドルから1.0604ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・マリオン<3494>、シャノン<3976>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・豪・7-9月期消費者物価指数:前年比:+5.4%(予想:+5.3%、4-6月期:+6.0%) ・豪・9月消費者物価指数:前年比+5.6%(予想:+5.3%、8月:+5.2%) 【要人発言】 ・関係者 「日銀のYCC再修正、長期金利動向を直前まで見極めて判断」 「日銀は米金利上昇の影響踏まえYCC再修正の必要性を議論」 「政策指針を現時点で変更する必要性はほとんどないとの見方」 <国内> ・14:00 8月景気動向指数・先行改定値(速報値:109.5) <海外> ・特になし 《CS》
関連銘柄 32件
1605 東証プライム
2,466.5
7/3 15:00
-22.5(%)
時価総額 3,420,214百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
3494 東証スタンダード
398
7/3 15:00
-3(%)
時価総額 3,188百万円
不動産賃貸中堅。全国主要都市に賃貸不動産を所有し、店舗や駐車場、サブリースなども手掛ける。新規賃貸物件の仕入れは慎重に対応。24.9期1Qは不動産証券化サービスが増収。不動産賃貸サービスも増収確保。 記:2024/03/30
3498 東証プライム
16,210
7/3 15:00
+3,000(%)
時価総額 154,741百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を展開。海外事業はドバイに注力。積極採用で組織体制を強化。稼働中のホテル客室数は540室超。熱海市でホテル開発用地を取得。 記:2024/05/08
3649 東証プライム
1,015
7/3 15:00
+10(%)
時価総額 27,008百万円
医療機関向けデータ管理システムが柱。オフィス向け文書管理システムも。医療ビジネスは好調。画像ファイリングシステム「Claio」は導入数が順調増。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/23
3923 東証プライム
2,001.5
7/3 15:00
-6.5(%)
時価総額 362,704百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
3976 東証グロース
443
7/3 15:00
-3(%)
時価総額 1,300百万円
マーケティングサービス会社。マーケティング支援のクラウド製品や広告配信サービス、コンテンツマネジメントシステムなどを手掛け、メタバース事業にも注力。サブスクリプション売上が順調に推移し、1Qは増収確保。 記:2024/03/28
4568 東証プライム
5,675
7/3 15:00
+29(%)
時価総額 11,049,418百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
8,671
7/3 15:00
-16(%)
時価総額 14,705,669百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6146 東証プライム
64,290
7/3 15:00
+2,440(%)
時価総額 6,963,700百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
4,260
7/3 15:00
+35(%)
時価総額 172,990百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
6266 東証プライム
3,440
7/3 15:00
-45(%)
時価総額 50,957百万円
半導体プロセス機器を製造・販売。貼合・剥離装置や塗布・現像装置に強み。液晶製造装置も。洗浄装置部門は売上伸長。搬送装置部門は生産効率が改善。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/04/14
6367 東証プライム
22,705
7/3 15:00
+525(%)
時価総額 6,655,153百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6387 東証プライム
4,095
7/3 15:00
+5(%)
時価総額 32,936百万円
電子部品製造装置メーカー。薄膜技術をコアに、CDV装置やエッチング装置、洗浄装置を展開。電子部品分野やヘルスケア関連分野は売上伸び悩むが、主力の化合物半導体分野などは好調。24.7期2Qは増収増益。 記:2024/04/09
6556 東証プライム
1,084
6/10 15:00
±0(%)
時価総額 31,206百万円
福祉サービス会社。障害者の就労支援や自立訓練に加え、児童発達支援や放課後等デイサービスなどを手掛ける。特別損失の減少等により、24.3期3Q累計は最終黒字転換。MBO実施により、同社株は上場廃止予定。 記:2024/04/13
1,501
7/3 15:00
-5(%)
時価総額 41,689百万円
東海地区地盤の廃棄物処理サービス会社。廃棄物の収集・運搬から、中間処理、最終処分までの一貫した廃棄物処理体制を構築。廃棄物処分事業は堅調。大型取引中心に廃棄物受託量は伸長。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/26
6594 東証プライム
7,033
7/3 15:00
-43(%)
時価総額 4,193,665百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
13,910
7/3 15:00
-50(%)
時価総額 17,541,651百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6861 東証プライム
72,360
7/3 15:00
+1,270(%)
時価総額 17,598,531百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
34,750
7/3 15:00
+500(%)
時価総額 3,276,439百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,476
7/3 15:00
+10(%)
時価総額 4,518,732百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6999 東証プライム
1,537
7/3 15:00
+14(%)
時価総額 62,218百万円
抵抗器中心の電子部品メーカー。サーミスター、集積回路、磁気ディスクなどを手掛ける。固定抵抗器で世界トップシェア。日本、中国は家電向け等が伸び悩む。24.3期3Qはヨーロッパが増収。自動車向けが販売増。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,325
7/3 15:00
-8(%)
時価総額 54,247,332百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8031 東証プライム
3,746
7/3 15:00
-23(%)
時価総額 11,340,592百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
35,960
7/3 15:00
+910(%)
時価総額 16,959,923百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,340
7/3 15:00
-3(%)
時価総額 14,403,690百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8218 東証プライム
3,495
7/3 15:00
-10(%)
時価総額 190,159百万円
ホームセンター大手。新潟県新潟市に本社。店舗数は1200店舗超。園芸・農業用品に強み。ECサイト「コメリドットコム」の運営等も行う。コメリカード等のカード会員数は500万人超。既存店の改装を推進。 記:2024/05/10
1,801
7/3 15:00
-10(%)
時価総額 23,920,873百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
11,010
7/3 15:00
±0(%)
時価総額 15,135,348百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
9101 東証プライム
5,047
7/3 15:00
+87(%)
時価総額 2,574,803百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9107 東証プライム
2,745
7/3 15:00
+31(%)
時価総額 1,961,928百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
41,950
7/3 15:00
+570(%)
時価総額 13,349,371百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,705
7/3 15:00
+155(%)
時価総額 18,444,223百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17