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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、150円を上抜けもいったん利益確定売り

2023/10/2 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、150円を上抜けもいったん利益確定売り 2日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米国のISM製造業景況指数と当局者発言の内容次第で、ドル買い基調を強める可能性があろう。ただ、150円を上抜けてもいったん利益確定売りが見込まれ、ドルの上値は重そうだ。 前週末に発表された米コアPCE価格指数は前年比で+4%台を割り込み、FRBの引き締め的な金融政策への期待は一服。ただ、長期金利の再上昇を受けたドル買いが強まるとユーロ・ドルは1.06ドル台を再び割り込み、ドル・円は149円半ばに持ち直した。週明けアジア市場は米金利高の小休止で積極的なドル買いは入りづらいものの、米国議会の予算協議が進展し、日経平均株価の強含みでリスク選好の円売りが先行した。 この後の海外市場は引き続き米金利にらみ。FRBの年内の利上げ観測は継続し、日米金利差からドル高・円安に振れやすい。金融当局者からインフレ抑止に前向きな見解が示されれば、ドル買いを強める見通し。また、今晩発表の米ISM製造業景況指数は節目の50を下回ると予想されるが、想定を上回れば引き締め政策を後押し。ただ、ドルは節目の150円を上抜ければ利益確定売りが出やすく、同水準の定着は見込みづらい。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00 ユーロ圏・9月製造業PMI改定値(予想:43.4、速報値:43.4) ・17:30 英・9月製造業PMI改定値(予想:44.2、速報値:44.2) ・18:00 ユーロ圏・8月失業率(予想:6.4%、7月:6.4%) ・22:45 米・9月製造業PMI改定値(予想:48.9、速報値:48.9) ・23:00 米・9月ISM製造業景況指数(予想:47.8、8月:47.6) ・23:00 米・8月建設支出(前年比予想:+0.6%、7月:+0.7%) ・24:00 米FRB議長・フィラデルフィア連銀総裁討論会参加(中小企業経営者など) ・02:30 ウィリアムズNY連銀総裁対談(気候リスク) 《CS》