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注目銘柄ダイジェスト(前場):アイザワ証G、水戸証、関通など

2023/9/19 11:52 FISCO
*11:52JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アイザワ証G、水戸証、関通など 東邦HD<8129>:3119円(+96円) 大幅続伸。発行済み株式数の3.87%に当たる250万株、60億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は9月19日から24年3月31日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図ることを取得目的としており、取得株は全株消却する計画。目先の需給改善を期待する動きが優勢に。また、オンライン医療事業を手掛けるMICINとの資本業務提携も同時に先週末発表している。 アイザワ証G<8708>:1037円(+85円) 大幅続伸。発行済み株式数の1.1%に当たる40万株、5億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は9月19日から24年1月31日まで。資本効率の向上と株主還元の充実を図り、機動的な資本政策を遂行することを取得目的としている。また、中間期末配当金は前年並みの13円にすると発表。株主還元策の向上を評価する流れに。なお、本日は株主還元拡充への期待波及から、中堅証券株の強い動きが目立っている。 水戸証<8622>:479円(+26円) 大幅反発。9月中間配当を10円にすると先週末に発表している。前期中間配当金は2円であった。同社では、配当性向50%を基本方針としているが、23年3月期から25年3月期の3期間においては、年間配当金の下限を20円とするとしており、大きなサプライズではないものの、9月末配当権利取りの動きが優勢にはなっているようだ。なお、年間配当金20円をベースにすると、前週末終値基準の配当利回りは4.4%の水準となる。 丸三証<8613>:650円 カ - ストップ高買い気配。24年3月期から28年3月期までの間、普通配当に加えて特別配当を実施する方針を決定したと発表している。この特別配当は、中間配当・期末配当の時期に等分して実施のもよう。これに伴い、9月末中間配当は特別配当15円を加えて25円にするとしており、特別配当は期末にも15円を実施する予定。配当利回り妙味が一気に高まる状況となっている。なお、25年3月期、26年3月期も年間30円の特別配当を計画している。 レーザーテック<6920>:21550円(-1155円) 大幅反落。同社を始め東京エレクやアドバンテストなど半導体関連の下げが目立つ展開になっている。台湾TSMCが主要サプライヤーに最先端半導体向け製造装置の納入を遅らせるよう求めたと伝わり、先週末には米SOX指数が3%の大幅下落となっている。連休明けの東京市場においても、半導体関連には売りが波及する状況のようだ。半導体市場の回復が想定以上に後ずれするとの見方につながる形へ。 コマースワン<4496>:714円 カ - ストップ高買い気配。24年3月期の年間配当予想を従来の無配から34.00円(前期実績は無配)に増額修正している。内訳は中間が27.00円、期末が7.00円。株主還元方針を変更し、配当性向30%程度を目安としたことに伴う措置。中間配当にはグループ会社フューチャーショップ(大阪市)のサービス提供開始20周年の記念配当として20.00円を加える。また、中期経営計画を11月14日開示予定の第2四半期決算発表に併せて開示するとしている。 関通<9326>:752円(+66円) 年初来高値。24年2月期第2四半期累計(23年3-8月)の営業利益予想を従来の1.02億円から1.58億円(前年同期実績1.91億円)に上方修正している。物流サービス事業で既存顧客の作業・運賃等の値上げや利益率の高い冷凍冷蔵の顧客増加が寄与し、売上総利益率が向上した。販管費が計画を下回っていることも利益を押し上げる見通し。通期予想(6.69億円)は据え置いたが、修正が必要と判断した場合は速やかに公表するとしている。 セキュアヴェ<3042>:290円(+25円) 大幅高。24年3月期の純損益予想を従来の0.21億円の黒字から2.45億円の黒字(前期実績0.44億円の赤字)に上方修正している。保有資産の効率化を図るために投資有価証券を売却し、投資有価証券売却益3.25億円(予定)を特別利益として計上するため。営業損益予想は0.30億円の黒字(同0.34億円の赤字)で据え置いた。セキュアヴェイル株は8日に直近高値(319円)を付けてから下押ししていたが、業績修正を受けて買い戻し機運が広がっている。 《ST》
関連銘柄 8件
3042 東証グロース
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ネットワーク・セキュリティの運用監視サービスを中心に、情報セキュリティ人材の育成・派遣も展開。既存案件への増員等で人材サービス事業は収益伸長。投資有価証券売却益を計上。24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/04/09
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クラウド型のECサイト構築・運用サービスを中堅・中小企業に提供。販売・在庫管理システム等も。フューチャーショップは堅調。サービス拡充などが奏功。24.3期3Q累計は増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/07
6920 東証プライム
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時価総額 3,355,639百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
8129 東証プライム
3,666
6/21 15:00
-43(%)
時価総額 286,938百万円
医薬品の流通グループ会社。東邦薬品を中核に、医薬品や医療関連製品を医療機関や調剤薬局に卸売する。調剤薬局の運営等も。インフルエンザ製品等は伸長。24.3期3Qは大幅最終増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/23
8613 東証プライム
1,041
6/21 15:00
+28(%)
時価総額 70,161百万円
独立系の中堅証券会社。1910年創業。地域密着の対面営業に強み。日本株と投信販売に集中。配当性向50%以上目安。株式投資信託残高は1兆円突破。ファンドラップ事業、引受主幹事案件の獲得拡大などに注力。 記:2024/06/17
8622 東証プライム
551
6/21 15:00
+8(%)
時価総額 38,950百万円
老舗中堅証券会社。関東を営業エリアに、有価証券の売買や取次、引受・売出し等のサービスを提供する。ファンドラップや投資信託等の金融商品を販売する。今期3Q累計は株券の委託手数料や投資信託の販売手数料が伸長。 記:2024/03/01
8708 東証プライム
2,394
6/21 15:00
+79(%)
時価総額 113,777百万円
独立系の中堅証券。ベトナム株や中国株の取引に強み。投資一任運用サービスを強化。総還元性向5割以上目安。受入手数料は伸長。株式委託取引の増加等が寄与。増収効果等により、24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
9326 東証グロース
504
6/21 15:00
+4(%)
時価総額 5,176百万円
EC・通販物流支援サービス等の物流サービス事業が主力。楽天、キヤノンITソリューションズと資本業務提携。倉庫管理システム「クラウドトーマス」の提供等も。24年12月に埼玉県所沢市に物流センターを新設予定。 記:2024/06/09