マーケット
5/13 14:11
38,082.22
-146.89
39,512.84
+125.08
暗号資産
FISCO BTC Index
5/13 14:31:21
9,517,292
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・有限亭玉介:パワー半導体関連への物色再び!個人好みの個別株に注目【FISCOソーシャルレポーター】

2023/9/16 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:パワー半導体関連への物色再び!個人好みの個別株に注目【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年9月11日11時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 AI半導体ブームの火付け役は米エヌビディアでしたが、日本の人気半導体銘柄として知られるアドバンテスト<6857>と、9月4日に日経平均構成銘柄に選ばれたレーザーテック<6920>のチャートは日本市場での半導体業界のバロメータと言えるかもしれませんな。 なんといっても半導体は国策銘柄と言えますから、パワー半導体をはじめとする次世代半導体への支援が手厚くなっていく可能性があります。そのようなポジティブなニュースが出た直後は、関連銘柄から幅広く買われると予想して良いでしょう。台湾有事の地政学リスクを考えると、TSMCは日米との関係をさらに深めたいはずです。 中国の景気後退や中国向け先端半導体の輸出規制よって、多かれ少なかれ中国の半導体の技術力が衰退していく可能性がありますな。脅威であった中国が技術的に衰退すれば、経済産業省が肝いりのラピダスをはじめとする日の丸半導体が世界を牛耳る未来が来るかもしれません。パワー半導体はもちろん、ロジック半導体でも世界をリードして欲しいもんですな。 日本にずっと停滞していたデフレマインドがようやく解消され始めて、かつての日本の栄光を取り戻せるタイミングが訪れているようにあたくしは感じました。もし高精度の次世代半導体が量産できれば、世界経済の覇権を再び日本が…と、までは言い過ぎですな(苦笑)。とはいえ、パワー半導体は長期的に監視を続けていくべき銘柄に違いありません。 さて、今回は前述したとおりパワー半導体関連をチェックして参ります。ATMや通信機器を手掛ける沖電気工業<6703>は、9月5日の日経新聞にて「半導体ウエハー最大手の信越化学工業<4063>と窒化ガリウム(GaN)を使ったパワー半導体の素材を低コストでつくる技術を開発した。」との報道後に動意しました。夢の窒化ガリウム半導体は、現実になりつつあります。 精密プラスチック加工を手掛け半導体関連としても思惑のあるエンプラス<6961>は、7月28日の決算が好調でしたな。昨年10月にも当記事でご紹介しましたが、直近では見事に下値を切り上げて年初来高値を更新しております。生成AI関連としても思惑がある模様。 半導体テスト工程受託のテラプローブ<6627>も当記事で6月にご紹介しました。あれから3ヶ月ほど経過して見事に上昇トレンドを形成しております。サーバー用CPU・GPUなどのロジック製品の需要が拡大しているとの事です。 こちらも6月に紹介しましたティアンドエス<4055>です。TSMCとソニーGが共同で建設した熊本工場にて受注実績がある同社は、直近のチャート(日足)は軟調ながらも最先端半導体工場向けの受託開発に強みがあります。10月13日の決算発表からチャートは巻き返す可能性もあるとみて注視です。 車載用の半導体検査装置を主力とするシキノハイテック<6614>は、パワー半導体へ注力しているようです。直近のチャート(日足)は底を打って25日線を上抜きました。75日線を上抜けば、トレンド転換へ向かうか。 半導体の製造に欠かせない水処理装置を手掛ける野村マイクロ・サイエンス<6254>は、業績も堅調です。グローバルな同社は地政学リスクやエネルギー高の懸念があるものの、類まれな技術力で世界をリードしているようですねぇ。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」をメインにご紹介しております。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 9件
4055 東証グロース
1,661
5/13 14:01
-33(%)
時価総額 12,678百万円
システム開発会社。製造業の生産管理システムシステム等の開発、運用、保守を主力に、半導体関連のシステムやインフラ構築、AI関連ソフトの開発を行う。今期1Qの売上高は過去最高を更新も、人材採用投資等が重し。 記:2024/04/13
4063 東証プライム
5,784
5/13 14:04
-17(%)
時価総額 11,707,527百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
5,410
5/13 14:04
+150(%)
時価総額 219,689百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
6614 東証スタンダード
2,302
5/13 13:59
+50(%)
時価総額 10,163百万円
半導体検査装置や半導体などのLSI設計を行う。車載用半導体検査装置や産業用組込みカメラに強み。デンソー等が主要顧客。電子システム事業は堅調。新製品用カスタムバーンイン装置は受注増。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/16
6627 東証スタンダード
5,370
5/13 14:04
+150(%)
時価総額 49,850百万円
半導体製造工程のテスト受託会社。台湾PTIが親会社。国内外の半導体メーカーにウエハテストやファイナルテストを受託請負。技術サポートも行う。23年12月期は売上高と利益が過去最高を更新。車載向けが増加した。 記:2024/03/09
6703 東証プライム
1,041
5/13 14:04
+24(%)
時価総額 90,794百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
6857 東証プライム
5,130
5/13 14:04
+13(%)
時価総額 3,930,447百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
40,690
5/13 14:04
-250(%)
時価総額 3,836,497百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6961 東証プライム
7,340
5/13 14:02
-10(%)
時価総額 71,440百万円
高精度ギア、半導体検査用ソケット、光通信デバイス等を展開。サーバー用半導体企業が主要顧客。精密樹脂加工技術に強み。24.3期3QはDigital Communication事業が堅調。光学デバイスが好調。 記:2024/04/07