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9営業日ぶりの反落で節目の33000円を下回る【クロージング】

2023/9/7 16:07 FISCO
*16:07JST 9営業日ぶりの反落で節目の33000円を下回る【クロージング】 7日の日経平均は9営業日ぶりに反落。249.94円安の32991.08円(出来高概算14億5000万株)と心理的な節目の33000円を割り込んで取引を終えた。米株安の流れを受け、足もとでの連騰による短期的な過熱感から目先の利益を確保する売りが先行して始まった。売り一巡後は下げ渋る動きから、前場半ばにはプラスに転じる場面もあった。しかし、後場に入ると、持ち高調整の流れが強まり、じりじりと下落幅を広げる格好となった。ヘッジファンドなどの短期筋による仕掛け的な先物売りが強まった面もあり、日経平均は引け間際には32986.35円まで水準を切り下げ、ほぼ安値圏で取引を終えた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、鉱業、パルプ紙、石油石炭、陸運など13業種が上昇。一方、鉄鋼、精密機器、非鉄金属、電機機器など20業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、キッコーマン<2801>、中外薬<4519>がしっかりだった半面、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>が軟調だった。 前日の米国市場は、8月のISM非製造業景況指数が市場予想を上振れたことで金融引き締めに対する警戒感が強まり、主要な株価指数は下落した。また、中国当局が政府機関の職員に対し、「iPhone」など海外ブランドのデバイスの使用を禁じたと伝わったほか、午後には国有企業にも適用を拡大することを計画しているとも伝わり、アップルサプライヤーである国内電子部品株が一段と下げ幅を広げた。一方、円安進行により、訪日旅行者が増えるとの思惑から陸運や小売などインバウンド関連株には値を上げる銘柄が目立っていた。そのほか、H2Aロケットの打ち上げが成功した三菱重<7011>が連日で年初来高値を更新し、97年2月以来の高値水準にまで上昇した。 東京市場は円安が下支え要因になっているが、介入警戒感もありこのまま円安が進むとは考えづらく、上値追いには慎重にならざるを得ないだろう。また、米国経済のソフトランディングに対する期待も底流にはあるが、インフレの収束には今しばらく時間がかかりそうなだけに、米国市場の波乱展開が悪影響を及ぼす懸念も残る。 《CS》
関連銘柄 9件
2801 東証プライム
1,901.5
7/26 15:00
-32(%)
時価総額 1,843,345百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
4519 東証プライム
6,264
7/26 15:00
+238(%)
時価総額 10,517,619百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6367 東証プライム
21,900
7/26 15:00
+215(%)
時価総額 6,419,197百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
9,584
7/26 15:00
+43(%)
時価総額 3,725,991百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,505
7/26 15:00
-203(%)
時価総額 4,217,760百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
1,777.5
7/26 15:00
+42(%)
時価総額 5,996,659百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
8035 東証プライム
27,625
7/26 15:00
-1,385(%)
時価総額 13,028,862百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,513
7/26 15:00
-41(%)
時価総額 10,398,764百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
40,850
7/26 15:00
+720(%)
時価総額 12,999,328百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10