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*16:05JST 日経VI：低下、株価堅調で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は31日、前日比-0.85（低下率4.79％）の16.89と低下した。なお、高値は17.32、安値は16.74。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。このところ米長期金利が低下傾向にあることに加え、今日は午前に発表された中国の経済指標が予想を上回ったことから、中国の景気嫌煙がやや緩和し、東京市場の安心感となった。こうした中、今日は日経225先物が取引開始後も底堅い動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移した。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《SK》