マーケット
5/20 15:15
39,069.68
+282.30
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/20 20:41:01
10,465,028
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

一時心理的な節目の32500円台を回復【クロージング】

2023/8/8 16:13 FISCO
*16:13JST 一時心理的な節目の32500円台を回復【クロージング】   8日の日経平均は3営業日続伸。122.73円高の32377.29円(出来高概算14億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が上昇したほか、円相場が1ドル=143円台前半へと円安に振れていることを受けて買いが先行。前場中盤には32539.88円まで上昇し、取引時間中としては4営業日ぶりに心理的な節目である32500円を回復する場面があった。ただ、10日には7月の米消費者物価指数(CPI)の発表、国内では週末に3連休を控えているため、一方向に持ち高を傾ける動きも限られ、次第に模様眺めムードが広がった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、電気ガス、海運、食料品など25業種が上昇。一方、保険、精密機器、鉱業など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、コムシスHD<1721>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、信越化<4063>、アステラス薬<4503>が軟調だった。 週明けの米国市場は、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が来年の利下げを示唆する発言が米紙で伝わったことなどを材料に上昇。東京市場でもリスク選好ムードが広がった。ヘッジファンドなどの短期筋の買い戻しの動きが広がり、日経平均の上げ幅は一時285円を超えた。また、取引終了後に決算発表を予定しているソフトバンクGがしっかりしていたことも相場を支えていた。ただ、バイデン米大統領が半導体・人工知能(AI)など対中国投資制限の大統領令を8日に発表するという海外メディアの報道を背景に、半導体関連株が軒並み下落したことが相場の上値を抑える要因になった。 日経平均はひとまず続伸したが、市場エネルギーは減少傾向にあり、8月限オプションの特別清算指数(SQ)算出日を前に、短期筋の仕掛け的な売買には引き続き警戒が必要だろう。また、国内では今週、決算発表がヤマ場を迎えるだけに、業績動向を確認したいと考える向きも多いほか、景気減速が警戒されているだけに米中両国の経済指標の結果にも関心が集まりそうだ。目先的には個別材料株物色で幕間をつなぎながらの展開が続こう。 《CS》
関連銘柄 9件
3,165
5/20 15:00
+53(%)
時価総額 446,265百万円
電気通信工事大手。NTTグループを中心に、KDDIやソフトバンク、楽天モバイル向けの通信設備工事を展開。受注高は2桁増。ITソリューション事業や社会システム関連事業等が受注好調。24.3期3Qは業績改善。 記:2024/02/26
4063 東証プライム
6,083
5/20 15:00
+243(%)
時価総額 12,312,740百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4503 東証プライム
1,511.5
5/20 15:00
+24.5(%)
時価総額 2,774,890百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
6367 東証プライム
24,775
5/20 15:00
-330(%)
時価総額 7,261,899百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,520
5/20 15:00
-20(%)
時価総額 4,229,253百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,674
5/20 15:00
+77(%)
時価総額 4,718,623百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
36,340
5/20 15:00
+250(%)
時価総額 17,139,143百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,360
5/20 15:00
+350(%)
時価総額 13,161,621百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,312
5/20 15:00
-238(%)
時価総額 14,321,194百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10