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32000円割れ後は押し目狙いの買いが優勢【クロージング】

2023/8/7 16:15 FISCO
*16:15JST 32000円割れ後は押し目狙いの買いが優勢【クロージング】 7日の日経平均は小幅続伸。61.81円高の32254.56円(出来高概算14億5000万株)で取引を終えた。前週末の米国株安や円安一服を映して輸出関連株を中心に売りが先行。日経平均は心理的な節目の32000円を下回って始まった。その後は、押し目買いの流れが優勢となり、日経平均は前引け時点では2.44円まで下げ幅を縮め、後場に入るとプラスに転じた。ただ、本格化する国内主要企業の決算の内容を見極めたいとの見方も多く、全般は強弱感が対立するなか、こう着感の強い展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、水産農林、医薬品、繊維製品、精密機器など23業種が上昇。一方、電気ガス、建設、その他金融、銀行など10業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、テルモ<4543>、HOYA<7741>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>が軟調だった。 前週末の米国市場は、主要株価指数はそろって下落した。また、円相場も1ドル=141円台と円高に振れたこともあり、値がさハイテク株などを中心に値を消す銘柄が増加した。 一方、日銀が今朝公表した7月下旬の金融政策決定会合での政策委員の「主な意見」では、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)に関して「柔軟化しつつ維持していく必要がある」といった意見が明らかとなり、金融緩和政策の継続への見方から相場全体を下支えしたとの声も聞かれた。個別では。決算発表銘柄を中心に投資基金がシフトしていた。 国内では今週、主要企業の決算発表が一巡するため、業績動向を確認する動きが目先は続くだろう。また、海外では10日に米国の消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、景況感の趨勢を見極めたいとの声も聞かれるだけに、目先的には個別材料株の選別色が一段と強まる展開となりそうだ。ただ、週末から三連休となるだけに、8月限のオプションの特別清算指数(SQ)算出を控え、リバランスの動きなどに振らされる可能性は留意しておきべきだろう。 《CS》
関連銘柄 9件
4503 東証プライム
1,709.5
9/27 15:00
-9.5(%)
時価総額 3,138,389百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4543 東証プライム
2,854
9/27 15:00
+149(%)
時価総額 4,254,449百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,867
9/27 15:00
-25(%)
時価総額 9,476,214百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7741 東証プライム
20,840
9/27 15:00
+510(%)
時価総額 7,524,824百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,769
9/27 15:00
-59(%)
時価総額 10,988,634百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17