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リスク選好ムードが広がり33000円を回復【クロージング】

2023/7/31 16:06 FISCO
*16:06JST リスク選好ムードが広がり33000円を回復【クロージング】   31日の日経平均は大幅反発。412.99円高の33172.22円(出来高概算19億9000万株)と7月5日以来の33000円を回復して取引を終えた。前週末の米国株高や円安進行を背景にリスク選好ムードが広がり、幅広い銘柄に買いが優勢となり、日経平均は前場中盤には33402.08円まで上げ幅を広げた。ただし、本格化する決算を前に積極的な上値追いの動きは限られ、日経平均は33000円~33200円辺りでの保ち合いを継続した。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、海運、空運、金属製品、鉱業の4業種を除く29業種が上昇。精密機器、輸送用機器、鉄鋼、電気ガス、卸売の上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、豊田通商<8015>が堅調だった半面、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>、KDDI<9433>、キーエンス<6861>が軟調だった。 前週末の米国市場は、PCEコアや雇用コスト指数が市場予想を下回り、これによる金利低下が支援材料となり、主要3株価指数が上昇。ハイテク株の上昇が目立つなか、SOX指数が2.22%高、ナスダック指数が1.90%高となっており、東京市場でもハイテク銘柄を中心に値を上げる動きが目立った。また、円相場が一時142円台を目指す動きとなるなど円安が進んだため、自動車など輸出関連株にも投資資金がシフトしたほか、日銀によるイールドカーブ・コントロール(YCC)の柔軟化を材料視した金融株の一角にも買いが入り、日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。一方、業績不安からファナックやキーエンスなどには売りが優勢となり、上値の重荷となった。 各国の中央銀行の政策イベントを通過したため、再び投資家の資金は株式市場に向かっているとの見方が多い。再び米国の経済指標に向かうと考える向きも増えており、31日に7月のシカゴ購買部協会景況指数、8月1日の7月のISM製造業景況指数、3日の7月のISM非製造業景況指数、4日の7月の雇用統計などの結果が注目されそうだ。 《CS》
関連銘柄 8件
6857 東証プライム
6,420
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-5(%)
時価総額 4,918,805百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
70,830
7/1 15:00
+280(%)
時価総額 17,226,423百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,413
7/1 15:00
+4(%)
時価総額 4,455,131百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8015 東証プライム
3,177
7/1 15:00
+45(%)
時価総額 3,374,514百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8035 東証プライム
34,820
7/1 15:00
-80(%)
時価総額 16,422,261百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,345
7/1 15:00
+91(%)
時価総額 10,011,662百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
40,520
7/1 15:00
-40(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,505
7/1 15:00
+115(%)
時価総額 18,099,632百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17