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*16:05JST 日経VI：小幅に低下、中国景気懸念で警戒感の緩和は限定的 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は18日、前日比-0.12（低下率0.59％）の20.37と小幅に低下した。なお、高値は20.61、安値は19.76。先週末14日と昨日17日の2日合計でダウ平均が0.55％上昇し、年初来高値を更新した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。その後、中国景気の先行きが懸念される中、香港や上海の株価指数が下落して始まると、日経225先物は急速に伸び悩んだ後、一時、下げに転じた。これを受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は限定的となり、日経VIは低下幅を縮め、午後に入り一時、上昇に転じ、その後は概ね先週末の水準近辺で推移した。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《SK》