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*14:08JST 日経平均VIは先週末の水準近辺、中国景気に警戒感 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は14時5分現在、前日比-0.12（低下率0.59％）の20.37と先週末の水準近辺で推移している。なお、今日ここまでの高値は20.61、安値は19.76。 先週末14日と昨日17日の2日合計でダウ平均が0.55％し、年初来高値を更新した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。その後、中国景気の先行きが懸念される中、香港や上海の株価指数が下落して始まると日経225先物は急速に伸び悩んだ後、下げに転じた。これを受け、日経VIは低下幅を縮め、午後に入り上昇に転じ、その後は先週末の水準近辺で推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っている。 《SK》