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今日の為替市場ポイント:日米金利差拡大の思惑でドルは底堅い動きを維持する見込み

2023/7/5 8:04 FISCO
*08:04JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差拡大の思惑でドルは底堅い動きを維持する見込み 4日のドル・円は、東京市場では144円71銭から144円34銭まで下落。欧米市場では144円21銭まで下げた後、144円54銭まで反発し、144円49銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に144円台で推移か。日米金利差拡大の思惑は消えていないため、ドル・円は底堅い動きを保つ見込み。 米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨(6月会合分)が7月5日に公表される。この時のFOMCの声明では「委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視。委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」との見解が表明されている。また、追加利上げについては「委員会は金融政策の度重なる引き締め、金融政策が経済活動とインフレ率に及ぼす影響の遅れ、経済と金融の動向を考慮する」との見方が提示されている。FOMC議事要旨の内容は注目されるが、最近発表された5月コアPCE価格指数と6月ISM製造業景況気指数は市場予想を下回っており、いずれもインフレ緩和を示唆する内容だった。そのため、7月6日に発表される6月ISM非製造業景況指数と7日発表の6月雇用統計が市場予想を下回った場合、インフレ緩和の思惑は一層強まり、リスク回避的なドル売り・円買いが一時的に強まる可能性がある。 《CS》