マーケット
5/20 15:15
39,069.68
+282.30
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/21 3:13:35
10,674,508
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

海外投資家の買いが再開するとの観測から33000円台を回復【クロージング】

2023/6/28 15:53 FISCO
*15:53JST 海外投資家の買いが再開するとの観測から33000円台を回復【クロージング】 28日の日経平均は5営業日ぶりに反発。655.66円高の33193.99円(出来高概算13億9000万株)と4営業日ぶりに33000円台を回復して取引を終えた。前日までの4日間で1000円超下落した反動により自律反発を狙った買いや、前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れを受けて、半導体関連や電子部品関連などの値がさ株を中心に買いが先行して始まった。また、前引け間際から海外投資家による先物買いなどが断続的に入ったことをきっかけに、日経平均は大引けにかけて上げ幅を広げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄1700を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、海運を除く32種が上昇。空運、証券商品先物、輸送用機器、情報通信の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>が堅調だった半面、川崎船<9107>、中外薬<4519>、オリンパス<7733>が軟化した。 前日の米国市場は、6月の消費者信頼感指数などの経済指標が市場予想を上回ったことで景気後退懸念が低下し、投資家心理が改善。主要株価指数は上昇した。なかでもSOX指数が3%を超える上昇となったことから、東京市場もハイテク銘柄を中心に値を上げる銘柄が増えた。円相場が一時1ドル=144円台へと円安が進行したことも輸出関連株に追い風となった。また、後場に入ると、年金などのリバランス売りが一息ついたとの観測が広がるなか、海外投資家による主力株買いが再開したとの見方から、日経平均の上げ幅は650円を超えた。 日経平均は後場に入り、様相が一変した。前日までの4日間の下落で、目先値幅調整は一巡したうえ、節目の33000円回復後に買い戻しの流れが強まったことから、再び上値トライに転じてくるのではないかとの先高期待感が広がりつつある。一方、今夜予定されるECBフォーラムでは、パウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、植田日銀総裁などの発言機会が予定されている。特にパウエル議長が今後の利上げに関してどのような見解を示すのかに注目が集まっている。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
6,083
5/20 15:00
+243(%)
時価総額 12,312,740百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4519 東証プライム
5,036
5/20 15:00
+29(%)
時価総額 8,455,736百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6857 東証プライム
5,520
5/20 15:00
-20(%)
時価総額 4,229,253百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7733 東証プライム
2,553
5/20 15:00
+11.5(%)
時価総額 3,282,882百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
36,340
5/20 15:00
+250(%)
時価総額 17,139,143百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9107 東証プライム
2,288
5/20 15:00
-21(%)
時価総額 1,635,298百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9983 東証プライム
41,360
5/20 15:00
+350(%)
時価総額 13,161,621百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,312
5/20 15:00
-238(%)
時価総額 14,321,194百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10