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注目銘柄ダイジェスト(前場):東応化、日本オラクル、Jフロンティアなど

2023/6/26 12:13 FISCO
*12:13JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東応化、日本オラクル、Jフロンティアなど 東応化<4186>:8958円(+925円) 大幅反発。産業革新機構による買収報道が伝わっているJSRがストップ高買い気配となっており、連想買いの動きが同社には強まっているようだ。産業革新機構の買収は、半導体産業の囲い込みの動きとも捉えられており、フォトレジストではJSRに次ぐ世界シェアを握る同社にも買いが波及する展開に。同社の世界シェアは約21%と推定されており、EUV用フォトレジストなどに強みとされている。 日本オラクル<4716>:10755円(-945円) 大幅続落。先週末に23年5月期の決算を発表、営業利益は744億円で前期比1.6%増、3-5月期は218億円で前年同期比0.6%増となっている。ほぼ市場予想線上とみられる。一方、24年5月期計画は、売上高が前期比2-6%の増収、EPSが0-3%の増加としており、ネガティブに捉えられているもよう。値上げ効果の拡大などが期待されたことで、市場予想は純利益ベースで8%程度の増益見込みであった。 ツルハHD<3391>:10750円(+145円) 反発。先週末に23年5月期の決算を発表、営業利益は456億円で前期比12.3%増となり、従来計画の427億円を上振れて着地。450億円程度の市場予想もやや上回った。想定以上に粗利益率が改善する形になっている。また、24年5月期は472億円で同3.6%増の見通しで、市場予想を10億円程度上回っている。既存店前提などは明らかにされていないが、想定以上の好業績推移をポジティブに受け止める動きが優勢。 FUJIMI<5384>:10210円(+680円) 大幅続伸。産業革新機構のJSR買収報道を受けて、本日は半導体材料を手掛ける銘柄の上昇が目立っている。同社や東京応化のほか、大阪有機、トリケミカル、扶桑化学、住友ベーク、関東電化などの中小型株が上昇率の上位にランクイン。とりわけ、同社は半導体に使われる超精密研磨材において、世界で約90%と圧倒的なシェアを誇っており、半導体業界において重要な位置づけとなっている。 JSR<4185>:3934円 カ - ストップ高買い気配。政府系ファンドの産業革新投資機構が同社を約1兆円で買収すると先週末に報じられている。同社は半導体の重要素材となるフォトレジストで世界シェア約3割を握っている。政府では半導体を戦略物資と定めていることで、素材から製品まで半導体サプライチェーンを強化する動きの一環と捉えられる。早ければ年内にTOBを実施する方針のようだ。現在の時価総額は7000億円弱のレベルであり、相応のプレミアムを期待する動きに。 リプロセル<4978>:308円(+4円) 大幅高。GMP(医薬品の製造管理・品質管理基準)グレードのmRNA及び脂質ナノ粒子(LNP)の販売を開始すると発表している。米バイオメディカル企業のバーナル社との独占代理店契約(日本のみ)により、カタログ製品に加えて顧客のプロジェクトに即した受注生産で販売する。GMP製造製品では、がん治療薬やワクチン等の開発・製造など幅広い臨床用途でのニーズに対応していくとしている。 Jフロンティア<2934>:3700円(+345円) 大幅に反発。22年11月7日に発行した新株予約権について、割当先と締結した第三者割当契約に基づき、行使停止指定の通知を行うと発表している。指定期間は26日から8月25日まで。対象となる新株予約権は2467個(潜在株式数24万6700株)。行使停止で株式価値の希薄化懸念が一時的に和らぐとの見方から買われている。また、22日に年初来高値を付けてから株価が下落しており、押し目買いも入っているようだ。 クラシコム<7110>:1759円(+64円) 年初来高値。縫製事業などを手掛けるステイト・オブ・マインド(東京都渋谷区)が運営するファッションブランド「foufou」事業を吸収分割で承継する会社の全株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は3.05億円、株式譲渡実行日は8月1日の予定。foufouはデザイナーのマール・コウサカ氏が立ち上げたD2Cのファッションブランドで、洋服やアパレル雑貨を販売している。 《ST》
関連銘柄 8件
2934 東証グロース
3,190
7/4 15:00
-50(%)
時価総額 15,181百万円
独自の健康食品や漢方薬、育毛剤などを通販。医療プラットフォームサービス「SOKUYAKU」や健康食品のマーケ支援等も。医薬品のD2Cは引き合い堅調。SOKUYAKUのアプリ会員数は順調増。宣伝費増も黒字化。 記:2024/05/15
3391 東証プライム
9,145
7/4 15:00
-63(%)
時価総額 452,239百万円
ドラッグストア大手。傘下に「ツルハ」や「くすりの福太郎」、「レティ薬局」など。北海道や東北で強固なドミナント。ウエルシアHDとの経営統合によりイオンの子会社化へ。店舗展開奏功し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/27
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4186 東証プライム
4,300
7/4 15:00
-6(%)
時価総額 549,540百万円
化学薬品メーカー。微細加工技術や高純度技術をコアに、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品を製造、販売する。半導体用フォトレジストで世界シェアトップ。23年12月期は急速な市況の冷え込みが影響した。 記:2024/04/14
4716 東証スタンダード
11,515
7/4 15:00
-10(%)
時価総額 1,476,948百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。データベース管理システムなどに強み。ライセンスサポートは高い契約更新率を維持。OCIは引き合い強く、東京データセンター等の利用量は順調増。 記:2024/05/17
4978 東証グロース
137
7/4 15:00
-3(%)
時価総額 11,629百万円
iPS細胞関連の研究用試薬開発や細胞作製受託が主力のバイオベンチャー。再生医療の開発も。腫瘍浸潤リンパ球輸注療法の新規パイプライン化を決定。研究支援事業は堅調。営業外収益増。24.3期3Qは経常黒字転換。 記:2024/04/07
3,040
7/4 15:00
-15(%)
時価総額 243,501百万円
精密研磨材メーカー。半導体シリコンウェハー向け研磨材で世界トップシェア。コーティング材料「溶射材」の製造等も。連結配当性向55%以上目標。トヨタ「新型センチュリー」のボディ鏡面磨きに同社製品が採用される。 記:2024/06/03
7110 東証グロース
1,384
7/4 15:00
+2(%)
時価総額 9,785百万円
北欧食器や北欧家具、北欧雑貨などを扱うECサイト「北欧、暮らしの道具店」の運営を行う。ファッションD2Cブランド「foufou」の展開等も。北欧、暮らしの道具店は成長。味の素と協働マーケティングを開始。 記:2024/06/09