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今日の為替市場ポイント:欧米追加利上げを想定してドルは対円で下げ渋る可能性
2023/6/19 8:16
FISCO
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*08:16JST 今日の為替市場ポイント:欧米追加利上げを想定してドルは対円で下げ渋る可能性 16日のドル・円は、東京市場では139円85銭から141円40銭まで上昇。欧米市場では140円79銭から141円92銭まで一段高となり、141円87銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に141円台で推移か。欧米追加利上げの可能性は高いため、ドルは対円で下げ渋る可能性がある。 16日のニューヨーク外為市場では、主要通貨に対する円売りが進行した。日本銀行は15-16日開催の金融政策決定会合で、現行の金融緩和策を維持したことが要因。今年後半のインフレ率鈍化を予想したことも円売りにつながったようだ。日本銀行の植田総裁は16日に行われた会見で円安について「為替の水準や変動理由、その評価について具体的にコメントすることは差し控える」と述べたが、「円安でプラスの影響を受けるセクターとマイナスの影響を受けるセクターとさまざまだが、ファンダメンタルズに沿って為替レートが安定的に動いていくことが重要だ」と述べている。急速な円安を受けて市場参加者の間では日本政府・日銀による円買い介入に対する警戒感が高まっており、一部の市場参加者は「19日の東京市場で円安が進行した場合、ロンドン市場で円買い介入が行われてもおかしくない」と指摘している。 《CS》
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