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今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆新たなユーロ買い材料が提供されない場合、ユーロ買い・円売りはやや抑制される可能性も
2023/6/7 8:14
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*08:14JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆新たなユーロ買い材料が提供されない場合、ユーロ買い・円売りはやや抑制される可能性も ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による追加利上げの可能性は残されていること、日本銀行は金融緩和策の長期継続の方針を堅持していることから、150円96銭(2023/5/1)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は追加利上げを行う可能性はあるものの、ユーロ圏経済の先行きについては楽観視できない状況が続いている。インフレ持続が警戒されているが、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りはやや抑制される可能性がある。 【ユーロ売り要因】 ・欧米金融システム不安 ・欧州諸国の財政悪化、景気後退入りのリスク増大 ・ECBは利上げ停止に近づく 【ユーロ買い要因】 ・ECBによる追加利上げの可能性残る ・ユーロ圏のインフレ率は高止まりの様相 ・年内米利下げ観測 《CS》
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