マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,675.68
+450.02
暗号資産
FISCO BTC Index
5/4 8:12:50
9,640,217
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

内外の投資家などの買いで切り返し連日の高値更新【クロージング】

2023/6/6 16:17 FISCO
*16:17JST 内外の投資家などの買いで切り返し連日の高値更新【クロージング】 6日の日経平均は4営業日続伸。289.35円高の32506.78円(出来高概算12億7000万株)と連日でバブル崩壊後の戻り高値を更新した。前日に節目の32000円を回復した達成感や米国株安を映して、朝方は利食い売りが先行して始まり、日経平均は取引開始直後に31933.87円まで値を下げた。ただし、外国人投資家による日本株選好意欲は強く、指数インパクトの大きいハイテク株などを中心に押し目を拾う動きが次第に強まり、前場中盤にはプラスに転じた。また、午後に入ると、押し目らしい押し目がないだけに国内機関投資家の中にも持たざるリスクが芽生え、大引け間際には32534.47円まで上げ幅を広げ、心理的な節目の32500円を上回った。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が900を越え、全体の過半数を占めた。セクター別では、卸売、鉱業、鉄鋼、保険など28業種が上昇。一方、銀行、海運、精密機器など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、信越化<4063>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、オリンパス<7733>、太陽誘電<6976>、キーエンス<6861>が軟化した。 前日の米国市場は、前週末の急伸の反動や5月のISM非製造業指数が50.3と市場予想に反して前月から悪化したことも重荷となり、主要株価指数は下落。円相場は1ドル=139円台と円安進行が一服した。東京市場でも目先の利益を確保する売りが先行した。一方、海外投資家による日本株への資金シフトは続き、ファンド筋が週末の特別清算指数(プライム市場の出来高SQ)算出日を前に買い戻しを強める動きも見られたとの声もあり、日経平均はその後も高値圏での推移が続いた。 東京市場は外国人投資家に加え、国内機関投資家にも買いに動かざるを得ない状況との見方が多い。急ピッチの上昇に対する値幅調整を挟みながら、東京市場は強い基調が続くことが想定される。また、本日のプライム市場の出来高は12億7000万株程度にとどまっており、出来高が大きく膨らむなかでの急伸ともなればピークにもつながろうが、現在のボリュームではピーク感は出ないだろう。 《CS》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
5,989
5/2 15:00
-85(%)
時価総額 12,122,473百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
6367 東証プライム
22,090
5/2 15:00
+55(%)
時価総額 6,474,888百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
69,360
5/2 15:00
+140(%)
時価総額 16,868,907百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6976 東証プライム
3,604
5/2 15:00
-103(%)
時価総額 469,306百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
7733 東証プライム
2,256
5/2 15:00
+65(%)
時価総額 2,900,972百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27