マーケット
5/7 15:15
38,835.10
+599.03
38,884.26
+31.99
暗号資産
FISCO BTC Index
5/8 8:40:11
9,696,387
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は大幅続伸で33年ぶりに32000円台を回復【クロージング】

2023/6/5 16:06 FISCO
*16:06JST 日経平均は大幅続伸で33年ぶりに32000円台を回復【クロージング】 5日の日経平均は大幅に3営業日続伸。693.21円高の32217.43円(出来高概算14億7000万株)で取引を終えた。米連邦政府の債務上限法案が1日までに上下両院で可決され、デフォルト(債務不履行)が回避されたほか、米雇用統計の結果を受けた前週末の米国市場の大幅上昇や、1ドル=140円台へと円安が進んだことで、幅広い銘柄に買いが先行。前場終盤には32000円台を回復した。その後は、節目突破による高値警戒感などから上げ幅を縮める場面もあったものの、午後に入ると、海外投資家とみられる買いが先物市場に断続的に入るなか、日経平均は高値引けとなった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1600を越え、全体の9割近くを占めた。セクター別では、電気ガスを除く32業種が上昇。機械、海運、繊維製品、鉱業、鉄鋼の上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、信越化<4063>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、KDDI<9433>、楽天グループ<4755>、東電力HD<9501>が軟化した。 前週末の米国市場ではNYダウは700ドル超の上げ幅となった。この流れを受け、世界の景気敏感株である日本株に注目が集まっているほか、指数寄与度の高い銘柄も上昇するなど、ほぼ全面高の様相を呈し、日経平均の上げ幅は一時700円に迫った。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が4日に協調減産延長を決め、ニューヨーク原油先物相場が急伸し、石油関連株にも値を上げる物が目立った。 日経平均は連日バブル後の戻り高値を更新しているが、関係者からは「株価の上昇自体が好材料で、高パフォーマンスとなっている日本株に海外勢の資金がシフトしている」との声も聞かれ、日経平均は目先上昇基調が続き、週内にも33000円を突破する可能性もあるとの声も出始めている。また、日経平均の年初来安値は1月4日で、信用の絶対期日である7月4日までは買い戻しが続くと予想され、この間に株価水準が大きく下がるなら、押し目買いの好機となるとの見方もでている。目先は利食い売りをこなしながら、堅調地合いが続きそうだ。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
5,903
5/8 0:00
±0(%)
時価総額 11,948,398百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4755 東証プライム
797.6
5/8 0:00
±0(%)
時価総額 1,643,862百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
6367 東証プライム
22,395
5/8 0:00
±0(%)
時価総額 6,564,288百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,222
5/8 0:00
±0(%)
時価総額 4,000,935百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,703
5/8 0:00
±0(%)
時価総額 4,747,900百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
9433 東証プライム
4,378
5/8 0:00
±0(%)
時価総額 10,087,700百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
982.9
5/8 0:00
±0(%)
時価総額 1,579,538百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9983 東証プライム
42,110
5/8 0:00
±0(%)
時価総額 13,400,286百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27