マーケット
4/30 12:50
38,386.23
+451.47
38,386.09
+146.43
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 13:10:21
9,998,412
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

海外投資家による買いが継続し33年ぶりに31000円台回復【クロージング】

2023/5/22 16:08 FISCO
*16:08JST 海外投資家による買いが継続し33年ぶりに31000円台回復【クロージング】 22日の日経平均は8営業日続伸。278.47円高の31086.82円(出来高概算11億5000万株)と1990年7月末以来約33年ぶりに31000円の大台を回復して取引を終えた。前週末の米国株の下落を映して売りが先行して始まり、日経平均は取引開始直後に30689.27円まで売られた。ただし、海外投資家による日本株への見直し買い期待が根強いうえ、実際に機関投資家によるセクターローテーションの動きなども加わり、日経平均は後場に入ると上げ幅を拡大し、高値引けとなった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、保険、空運、陸運、水産農林、食料品など29業種が上昇。一方、銀行、その他金融、精密機器、繊維製品の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、テルモ<4543>が堅調だった半面、第一三共<4568>、HOYA<7741>、ネクソン<3659>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>が軟化した。 前週末の米国市場は、債務上限問題を巡る政府と野党・共和党の協議が難航していると伝わったことなどから、主要株価指数は下落。これを受けて、朝方は半導体関連株の一角などに利食い売りが先行して始まった。しかし、押し目待ち狙いの買い意欲は強いほか、関係者からは「銀行株売り・商社株買いのセクターローテーションの動きが後場に入り強まった」との声が聞かれた。また、バイデン米大統領が21日、マッカーシー下院議長との電話協議で、債務上限問題について、「うまくいった」、「建設的だった」などと伝わると、投資マインドを高める要因になり、指数寄与度の高い銘柄などに見直し買いが加わった。 日経平均は8連騰となり、テクニカル面からみても上値抑制要因がなくなり、さらに騰勢を強める可能性があるとの指摘も聞かれ、日経平均の一段高を期待する向きもある。一方、米国の債務上限問題など、東京市場には懸念要因も残る。債務上限問題は、22日の協議の結果を見極める必要がありそうだ。 《CS》
関連銘柄 10件
3659 東証プライム
2,509
4/30 12:44
+25.5(%)
時価総額 2,172,475百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4543 東証プライム
2,698.5
4/30 12:44
+88(%)
時価総額 4,022,646百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
4568 東証プライム
5,309
4/30 12:44
+299(%)
時価総額 10,336,804百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6,812
4/30 12:44
+171(%)
時価総額 11,552,880百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
21,715
4/30 12:44
+555(%)
時価総額 6,364,971百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,055
4/30 12:44
-334(%)
時価総額 3,872,984百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,700
4/30 12:44
+172(%)
時価総額 4,744,871百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7741 東証プライム
18,580
4/30 12:44
+240(%)
時価総額 6,708,792百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
35,030
4/30 12:44
+800(%)
時価総額 16,521,304百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,690
4/30 12:44
+300(%)
時価総額 13,266,633百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27