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注目銘柄ダイジェスト(前場):商船三井、ソニーG、ギックスなど

2023/5/1 11:51 FISCO
*11:51JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):商船三井、ソニーG、ギックスなど 商船三井<9104>:3235円(-125円) 大幅反落。先週末に23年3月期の決算を発表、経常利益は8116億円で従来計画の7850億円を上振れ着地。一方、24年3月期は2000億円で同75.4%減と大幅減益見通しであるが、市場予想とは同水準になっている。年間配当金は前期比380円減配の180円。下限としている150円との見方もあったことで、やや安心感もある内容とはみられる。ただ、これまでの利回り水準が極めて高かったため、今後の上値追い期待後退にはつながっているもよう。 コマツ<6301>:3393円(+49円) 大幅続伸。先週末に23年3月期の決算を発表、営業利益は4907億円で前期比54.8%増となり、会社計画を500億円程度上振れ着地。また、24年3月期は4910億円の見通しとしている。横ばい予想ではあるが、前期業績の上振れもあって、市場コンセンサスを300億円以上上回っている。為替前提が1ドル=125円と保守的であり、一段の上振れ余地も大きいとみられているもよう。自社株買い期待は後退も想定以上の好決算評価の動きが優勢に。 村田製<6981>:7676円(-204円) 大幅反落。先週末に23年3月期の決算を発表、営業利益は2979億円で前期比29.8%減益、1-3月期は256億円で前年同期比70.9%の大幅減に。会社計画は30億円程度上振れたが、市場予想は60億円程度下振れている。また、24年3月期は2200億円の見通しとしており、市場予想を1000億円程度下回る水準となっている。販売価格の引き下げなどが下振れの主因とみられる。下振れ幅の大きさにネガティブなインパクトが先行。 ソニーG<6758>:12295円(-535円) 大幅反落。先週末に23年3月期の決算を発表、営業利益は1兆2082億円で前期比0.5%増、市場予想は100億円程度の上振れ着地とみられる。一方、24年3月期は1兆1700億円で同3.2%減の見通しとしている。1兆2500億円程度のコンセンサスに反して減益ガイダンスとなっており、株価が高値圏で推移していたことからもネガティブに反応する展開に。I&SS分野などが減益計画となっているもよう。 レーザーテック<6920>:18220円(-180円) 6日続落。先週末に第3四半期の決算を発表、1-3月期営業利益は93.5億円で前年同期比2.5倍、市場予想を30億円程度下振れ。受注高も337億円で想定をやや下回ったとみられる。四半期ごとの業績ボラティリティが高く、想定の範囲内の推移とも捉えられ、買い先行で始まったものの、徐々に値を消しマイナス圏に。 ギックス<9219>:2880円(+500円) ストップ高。23年6月期の営業利益予想を従来の2.08億円から3.24億円(前期実績0.99億円)に上方修正している。データを用いて意思決定の精度を高めるデータインフォームドサービスで既存クライアント企業を中心に当初想定を上回る案件機会があったことに加え、計画していた研究開発活動の一部が有償案件となったため。各種費用の見直しなども利益を押し上げる要因になったとしている。 PBシステムズ<4447>:860円(+115円) 大幅に7日ぶり反発。主力事業のセキュアクラウドシステム事業で既存顧客からSaaS用プライベートクラウド基盤の大型案件を受注したと発表している。受注金額は約10.71億円。23年9月期から24年9月期にかけて売上を計上する予定。大型案件受注が好感されていることに加え、ピー・ビーシステムズ株は3月27日に年初来高値を記録した後は値下がりが続いていただけに、値頃感も買いを後押ししているようだ。 Bエンジニア<7352>:1074円(+34円) 年初来高値。エンジニアマッチングサービスを手掛けるUPTORY(仙台市)の全株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は1.25億円。UPTORYはフルリモートで働くフリーランスITエンジニアの分野で独自の顧客ネットワークとノウハウを有するという。子会社化で双方の顧客基盤やITエンジニアデータベースを掛け合わせるクロスセルの実現を見込む。23年8月期の業績への影響については現在精査中。 《ST》
関連銘柄 8件
4447 東証グロース
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時価総額 3,716百万円
独立系SI。仮想化技術を活用したクラウド基盤構築力に強み。独自VR装置の開発も。24.9期1Qは首都圏で難条件のクラウド基盤構築案件が順調に進む。事業拡大に向けた費用増こなして好発進。通期最高業績を計画。 記:2024/03/12
6301 東証プライム
4,721
5/21 11:30
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時価総額 4,594,222百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
13,050
5/21 11:30
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時価総額 16,457,120百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6920 東証プライム
43,480
5/21 11:30
+150(%)
時価総額 4,099,555百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,951
5/21 11:30
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時価総額 5,982,984百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7352 東証グロース
1,598
5/21 11:30
+23(%)
時価総額 67,106百万円
IT系フリーランスエンジニア専門のエージェントサービス「Midworks」等を手掛ける。Midworks事業は売上好調。エンジニア稼働数、登録者数ともに大幅増。24.8期1Qは2桁の増収、営業増益。 記:2024/01/28
9104 東証プライム
5,172
5/21 11:30
+51(%)
時価総額 1,872,321百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9219 東証グロース
1,262
5/21 11:29
-13(%)
時価総額 7,043百万円
顧客のビッグデータを活用した戦略コンサルを展開。独自のデータ分析手法に強み。関連製品の開発・提供等も行う。JR西日本と合弁会社を設立。マイグルの採用実績は積み上げ順調。24.6期2Q累計は売上拡大。 記:2024/02/10