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*13:35JST 米国株見通し：下げ渋りか、年内利下げに期待も （13時30分現在） S&P500先物　　　　　　4,085.00（+9.00） ナスダック100先物　　12,955.50（+67.75） 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル高。長期金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。 26日の主要3指数はまちまち。序盤から値を削る展開となり、ナスダックはプラスを確保したが、ダウは228ドル安の33301ドルと続落で引けた。中堅行のファースト・リパブリック・バンクによる大手行への追加支援要請などを受け、この日も金融不安が相場を圧迫。耐久財受注は予想を上回ったが、銀行融資の縮小による景気への影響を懸念した売りが優勢となった。ハイテクの一部は買われた半面、景気敏感の売りが目立った。 本日は下げ渋りか。金融不安による景気の不透明感が広がるなか、今晩発表の1-3月期国内総生産（GDP）が低調な内容となればリセッション入りを警戒した売りが先行しそうだ。引き続き景気敏感をはじめ幅広い売りが指数を下押しする見通し。一方で、連邦準備制度理事会（FRB)の年内利下げへの期待感が過度な売りを抑制しよう。メタ・プラットフォームなど好業績の銘柄やディフェンシブなどが選好されれば相場を支えるだろう。 《TY》