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バフェット効果が継続するなか1週間ぶりに28000円を回復して終える【クロージング】

2023/4/12 15:54 FISCO
*15:54JST バフェット効果が継続するなか1週間ぶりに28000円を回復して終える【クロージング】 12日の日経平均は4営業日続伸。159.33円高の28082.70円(出来高概算9億9000万株)と4日以来約1週間ぶりに28000円を回復して取引を終えた。円相場が一時1ドル=134円台まで円安が進んだことから、輸出関連株の一角に買いが入ったほか、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が日本株に追加投資を検討しているため、前日に引き続き商社株にも投資資金がシフトした。米国で3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはならなかったものの、28000円を上回っての推移が継続した。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、精密機器、不動産の2業種を除く31業種が上昇。海運、卸売、鉄鋼、鉱業、機械の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、オリンパス<7733>、HOYA<7741>、テルモ<4543>が軟化した。 前日の米国市場は、イエレン財務長官が会見で「米国経済は6カ月前に比べて改善し、並外れて良好だ」などとの見解を示したことから、米景気の後退懸念が和らいだため、NYダウは続伸。東京市場も景気敏感株に値を上げる銘柄が目立つなか、日経平均の上げ幅は一時200円に迫った。また、バフェット氏が日本株に追加投資すると表明したことで、外国人投資家による見直し買いへの期待感も相場を支えていた。 CPIの結果が注目される。市場想定と同じ程度かそれ以上に強い結果となれば、5月の0.25%利上げを織り込みに行く形でドル高圧力が掛かる可能性があり、米国市場も不安定な値動きになる場面もありそうだ。また、本日から20カ国・地域(G20)財務省・中銀総裁会議が13日までの日程で、国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合が16日までの日程で行われる。世界景気や信用収縮などについての関連報道も手掛かり材料視されるため、ヘッドラインにも注意が必要だろう。 《CS》
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4063 東証プライム
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大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
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医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
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エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
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時価総額 4,229,253百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7733 東証プライム
2,553
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時価総額 3,282,882百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
7741 東証プライム
18,800
5/20 15:00
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時価総額 6,788,229百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
9983 東証プライム
41,360
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時価総額 13,161,621百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,312
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時価総額 14,321,194百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10