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前場に注目すべき3つのポイント~商いは膨らみづらいものの、自律反発狙いの流れに~

2023/4/7 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~商いは膨らみづらいものの、自律反発狙いの流れに~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:商いは膨らみづらいものの、自律反発狙いの流れに ■7&iHD、23/2営業利益 30.7%増 5065億円、24/2予想 1.3%増 5130億円 ■前場の注目材料:日立造船、舶用タンク参入、アンモニア・LNG燃料船向け ■商いは膨らみづらいものの、自律反発狙いの流れに 7日の日本株市場は、やや買い優勢の相場展開が見込まれる。6日の米国市場はNYダウが2ドル高だった。週次失業保険申請件数が予想を上回ったほか、国際通貨基金(IMF)が今後5年の世界経済成長見通しが1990年来の低い伸びになると警告したため景気減速懸念を受けた売りが先行した。セントルイス連銀のブラード総裁が利上げ継続支持を表明したことも重荷となった。ただし、下げは限定的であり、その後は祝日を前に買い戻しの動きとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の27630円。円相場は1ドル131円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行する格好となろう。日経225先物はナイトセッションで一時27510円まで売られる場面が見られたが、その後は25日線を支持線した底堅い値動きだった。週末の欧米市場は聖金曜日で休場となるなかで商いは膨らみづらいものの、直近の大幅な下げに対する売り方の買い戻しが意識されそうだ。積極的に仕掛けてくる動きは考えづらく、オーバーウィークのポジションを避けることから、早めの資金回転になろう。 また、日経平均はマドを空けての下落で一気に25日線を割り込み、200日線に接近しており、同線のほか75日線辺りが意識されてくるものの、まずは両線を支持線とした自律反発狙いの動きに期待したいところだ。米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢が強まることになりそうだが、雇用統計通過後のアク抜けが期待が高まる可能性はあるだろう。 物色の流れとしては断続的なインデックス売りを警戒しつつ、底堅さが見られてくるようだと、足もとで調整が強まっているハイテク株のリバウンド狙い。また、こう着感が強まるなかで、個人主体の資金は材料株や中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向かわせやすいだろう。直近IPO銘柄で強いトレンドを形成している銘柄へは、資金が集中するとみられる。ただし、資金の逃げ足は速い点には注意が必要だ。 ■7&iHD、23/2営業利益 30.7%増 5065億円、24/2予想 1.3%増 5130億円 7&iHD<3382>が発表した2023年2月期業績は、営業収益が前期比35%増の11兆8113.03億円、営業利益は同30.7%増の5065.21億円だった。営業収益は国内の小売業としては初めて10兆円を超えた。米国のコンビニ事業で、ガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」の統合効果が収益を押し上げた。24年2月期業績は、営業収益が前期比5.6%減の11兆1540億円、営業利益は同1.3%増の5130億円を計画。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33485.29、+2.57) ・ナスダック総合指数は上昇(12087.96、+91.10) ・シカゴ日経先物は上昇(27630、大阪比+100) ・1ドル=131.80-90円 ・VIX指数は低下(18.40、-0.68) ・米原油先物は上昇(80.70、+0.09) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日立造船<7004>舶用タンク参入、アンモニア・LNG燃料船向け ・リンナイ<5947>部品在庫2倍で供給安定化、2―3カ月分積み増し ・7&iHD<3382>バーニーズジャパン株をラオックスに売却 ・三菱商事<8058>東洋紡と機能素材で新会社、設備・M&Aに1000億円 ・豊田合成<7282>“音マネジ”、で車内静かに…、ゴム部品の静粛性高める ・住友重機械工業<6302>射出成形機新棟を着工、高級EV向け対応 ・日本金属<5491>マレーシアに高性能切断機、インジェクター用材料拡販 ・三井化学<4183>ポリウレタン原料値上げ、6月納入分から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 2月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.1%、1月:+0.8%) ・08:30 2月家計支出(前年比予想:+4.8%、1月:-0.3%) <海外> ・特になし 《ST》
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時価総額 5,367,850百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
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大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
5491 東証スタンダード
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5947 東証プライム
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時価総額 570,239百万円
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6302 東証プライム
4,409
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時価総額 541,888百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
7004 東証プライム
1,149
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時価総額 195,577百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7282 東証プライム
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時価総額 402,180百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
8058 東証プライム
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時価総額 14,546,002百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24