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米景気減速懸念や円高を嫌気してリスク回避の動き続く【クロージング】

2023/4/6 15:54 FISCO
*15:54JST 米景気減速懸念や円高を嫌気してリスク回避の動き続く【クロージング】 6日の日経平均は続落。340.63円安の27472.63円(出来高概算11億4000万株)で取引を終えた。米国では弱めの経済指標が相次ぐなかで景気の減速に対する警戒感から売られた流れを引き継ぐ格好から、値がさハイテク株を中心に売りが先行した。また、円相場が一時1ドル=130円台まで進んだ円高を嫌気して輸出関連株も売られ、日経平均は寄り付き直後に27500円を割り込むと、27500円を挟んだこう着のなか、後場終盤にかけて27427.66円まで下げ幅を広げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の8割を占めた。セクター別では、電気ガス、医薬品、食料品の3業種を除く30業種が下落し、機械、海運、電気機器、鉄鋼、ゴム製品、金属製品の下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、キッコーマン<2801>、テルモ<4543>、アステラス薬<4503>、エーザイ<4523>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、ファナック<6954>が軟調だった。 前日の米国市場は、3月のISM非製造業景況指数、3月のADP雇用統計が市場予想を下回る結果となったことで、景気後退への懸念が高まった。これまでの利上げの影響よる景気後退懸念から安全資産需要が高まり、株安債券高となった。この流れを引き継ぎ、東京市場もリスク回避の動きとなった。こうしたなか、米国市場で景気動向に左右されにくいディフェンシブ銘柄が買われた流れを受け、東京市場においても、電気ガスや医薬品、食料品といったディフェンシブ株に資金がシフトしていた。 米国では7日に雇用統計の発表があるだけに、市場予想(24万人増)を大きく下回ることへの懸念が手仕舞い売りを誘発させているようだ。週末の欧米市場はイースターで休場となることから米国市場の反応は翌週となるため、方向感のつかみづらい相場展開が続きそうである。指数に振らされにくい中小型の材料株などに個人主体の資金が向かいそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
2801 東証プライム
1,863.5
6/28 15:00
-11.5(%)
時価総額 1,806,507百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
4063 東証プライム
6,238
6/28 15:00
+39(%)
時価総額 12,626,479百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,590
6/28 15:00
-9(%)
時価総額 2,919,005百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4523 東証プライム
6,592
6/28 15:00
-37(%)
時価総額 1,954,970百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4543 東証プライム
2,653
6/28 15:00
+18.5(%)
時価総額 3,954,819百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6367 東証プライム
22,370
6/28 15:00
+15(%)
時価総額 6,556,960百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,409
6/28 15:00
+89(%)
時価総額 4,451,093百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
34,900
6/28 15:00
+100(%)
時価総額 16,459,992百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,560
6/28 15:00
+70(%)
時価総額 12,907,044百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10