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注目銘柄ダイジェスト(前場):藤コンポ、川崎船、メドレックなど

2023/3/30 12:00 FISCO
*12:00JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):藤コンポ、川崎船、メドレックなど 日野自<7205>:545円(-2円) 反落。前日に業績予想の修正を発表している。23年3月期営業利益は従来予想の120億円から150億円、前期比55.6%減に上方修正しているものの、純損益は550億円の赤字予想から1280億円の赤字に下方修正している。エンジン認証手続きにおける不正行為起因の顧客に対する燃費補償費用約600億円の計上などが主因に。追加の損失計上は想定されていたことでサプライズは限定的だが、赤字幅の大きさをネガティブ視する動きが先行。 レーザーテック<6920>:22890円(+560円) 大幅続伸。前日の米国市場ではSOX指数が3.3%の大幅上昇となっており、同社をはじめ半導体関連株は総じて堅調な動きとなっている。インテルが大幅に上昇したほか、決算を発表したマイクロンなども買い優勢、長期金利の落ち着きも支援となったようだ。同社に関しては、前日に東海東京証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も23000円から27000円に引き上げていた。 藤コンポ<5121>:1042円(+51円) 大幅続伸。2021年12月に発行した第1回新株予約権について、残存する全ての新株予約権を取得するとともに取得後直ちに消却することを決議と発表している。取得及び消却する新株予約権の数は9050個であり、将来的な希薄化の懸念が後退する展開になっている。取得する新株予約権の潜在株式数は、第3四半期末発行済み株式数の3.9%程度とみられる。なお、プライム市場に必要とされる流通株式時価総額の基準も上回ったとしている。 新光電工<6967>:3880円(+75円) 大幅続伸。前日の米国市場ではインテルが大幅高となり、7.6%の上昇となっている。投資家向けイベントにおいて、データセンター向け半導体の新製品を2024年に投入する予定と明らかにしており、好感材料とされたもよう。インテル向けにICパッケージを手掛けている同社などにも期待感が波及する格好となっている。同社のほかイビデンなども買い優勢の展開に。 川崎船<9107>:3115円(-250円) 大幅続落。本日は3月末の配当権利落ち日となっており、海運株をはじめ高配当利回り銘柄には処分売りの動きが先行する形になっている。同社は23年3月期年間配当金が実質400円水準であり、前日終値ベースでの配当利回りは11.9%の水準となる。大手海運株に関しては、24年3月期に持分法投資損益の減少が想定されることで、配当水準は低下するとみられているため、権利落ち分を埋めるには時間を要するとの懸念も強いもようだ。 Trends<6069>:1434円(-13円) 7日ぶり反落。インフルエンサーマーケティング事業などを手掛けるCARAFUL(東京都渋谷区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表している。クルーズ<2138>からCARAFUL株40万株を取得する。株式譲渡実行日は4月1日の予定。CARAFULはTikTokを活用したSNSマーケティング支援で専門性を有しており、子会社化でTikTokマーケティング需要を捉えてマーケティング事業の成長を図る狙い。 メドレック<4586>:184円(+49円) 大幅に4日ぶり反発。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>と米国で共同開発している帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX-5LBT(リドカインテープ剤)について、米食品医薬品局(FDA)に新薬承認申請書(NDA)を再提出したと発表している。審査期間は約6カ月の予定で、FDAから日程詳細の連絡があり次第知らせるとしている。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所株も5日ぶりに反発している。 中村超硬<6166>:617円(+26円) 大幅に続伸。ダイヤモンドワイヤ製造装置(PHX-01)、ダイヤモンドワイヤ、関連する技術・ノウハウに係るインドでの販売総代理店契約を興和(名古屋市)と締結したと発表している。インド市場への製品導入に加え、将来に向けた同国内での事業拡大が目的。23年3月期の業績に与える影響は軽微で、24年3月期の業績に与える影響は5月に公表する業績予想に織り込む予定としている。 《ST》
関連銘柄 10件
2138 東証スタンダード
766
4/26 15:00
+4(%)
時価総額 9,926百万円
ファッション通販サイト「SHOPLIST」の運営が柱。GameFi事業、ランク王のメディア事業等を手掛ける。EC事業は大幅増益。投資事業組合運用益の計上などにより、24.3期3Q累計は大幅経常増益。 記:2024/04/15
105
4/26 15:00
+3(%)
時価総額 3,090百万円
眼科領域に特化のバイオベンチャー。独自の化合物ライブラリに強み。神経疼痛治療薬「DW-5LBT」は米FDAが申請を受理。23.12期通期は眼科手術補助剤「DW-1002」が増収。販売数量の増加等が寄与。 記:2024/02/11
4586 東証グロース
115
4/26 15:00
+3(%)
時価総額 4,272百万円
独自の経皮吸収型製剤技術を用いて新薬を開発。マイクロニードルの研究開発も。今年1月に承認再申請の帯状疱疹後疼痛薬は7月までに審査完了予定。1b相治験に成功の痒性麻痺薬候補は2相準備へ。継続前提に重要事象。 記:2024/03/12
5121 東証プライム
1,430
4/26 15:00
-3(%)
時価総額 33,528百万円
ゴム資材メーカー。産業用資材とゴム引布の大手メーカー。ゴルフシャフトやアウトドアスポーツ用品も手掛ける。今期3Q累計は引布加工品が堅調も、住宅設備関連や制御機器等の産業用資材、スポーツ用品が足踏み。 記:2024/04/16
6069 東証グロース
1,114
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 8,485百万円
美容業界向けSNSマーケティング支援に強み。美容医院向けDX支援や専売品開発も。今年2月の資本業務提携でアイスタイルが筆頭株主に。24.3期3Q累計は将来を睨んだSNS美容メディアへの投資が利益の重石に。 記:2024/04/12
6166 東証グロース
319
4/26 15:00
-2(%)
時価総額 3,516百万円
特殊精密部品や化学繊維用紡糸ノズル、工作機械向け耐摩工具、不織布製造装置などを展開。ナノサイズゼオライトも事業領域。ダイヤモンドワイヤの製造技術に定評。実装機用ノズルの受注停滞で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/22
6920 東証プライム
34,080
4/26 15:00
+720(%)
時価総額 3,213,267百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6967 東証プライム
5,590
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 755,611百万円
半導体パッケージの総合メーカー。静電チャック、ハイエンド半導体PKGなどが主力製品。国内生産比率の高さが特徴。24.3期3Qは業績足踏み。半導体製造装置向けセラミック静電チャックは市況悪化などが響く。 記:2024/04/07
7205 東証プライム
452.3
4/26 15:00
-10.3(%)
時価総額 259,883百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
9107 東証プライム
2,091.5
4/26 15:00
+76(%)
時価総額 1,494,854百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10