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先高期待から買いが継続、TOPIXは昨年来高値を更新【クロージング】

2023/3/7 15:55 FISCO
*15:55JST 先高期待から買いが継続、TOPIXは昨年来高値を更新【クロージング】 7日の日経平均は3営業日続伸。71.38円高の28309.16円(出来高概算11億2000万株)で取引を終えた。前日の米ハイテク株安を受けて売り先行スタートも、寄り付きを安値に切り返しを見せており、前場終盤にかけて28398.27円まで上げ幅を広げた。TOPIXは2046.11ポイントまで上昇し、2022年1月に付けた昨年来高値を更新した。ただし、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えていることから、この内容を見極めたいと考える投資家も多く、次第に様子見ムードが広がり、28300円台と日中の高値水準でのこう着を継続した。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1250に迫り、全体の7割近くを占めた。セクター別では、鉱業、鉄鋼、銀行、石油石炭など28業種が上昇。一方、海運、パルプ紙、不動産など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、ソニーG<6758>が堅調だった半面、東エレク<8035>、TDK<6762>、SMC<6273>、アドバンテス<6857>が軟化した。 日経平均は前日までの2営業日で740円近く上昇したほか、騰落レシオも再び120%を超えてくるなど、短期的な過熱感から目先の利益を確保する売りが先行して始まった。しかし、心理的な節目である28000円をクリアしたことで先高感や急ピッチの上昇に乗り遅れた投資家による持たざるリスクが広がり、売り一巡後は再び買い気が盛り上がった。また、中国の景気回復期待に伴うシクリカル銘柄買いも相場を支えた。 ただ、パウエルFRB議長の議会証言を前に積極的に上値を買い上がる雰囲気はなく、メジャーSQを控えていることから限月交代に伴うロールオーバーが中心のため、後場に入ると、全般は模様眺めムードが強まっていた。なお、パウエル議長の発言については、タカ派的な内容となるのかどうかがポイントとみている。また、発言を受けた米金利の反応にも警戒したいところだ。インフレリスクが再燃しているタイミングで政策金利であるフェデラルファンドレートの水準を引き上げる可能性や利上げ政策の長期化について言及すれば、米国株の下落リスクが警戒されてくるだろう。 《CS》
関連銘柄 8件
6273 東証プライム
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空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
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エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
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時価総額 16,104,017百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
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4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,842,701百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
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4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
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時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,390
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時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27