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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利高継続も当局者発言を注視

2023/3/3 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利高継続も当局者発言を注視 3日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。米ISM非製造業景況指数で物価上昇が示されれば、金利高・ドル高の流れが続く見通し。ただ、米金融当局者の一部はタカ派的な見解を後退させ、一段のドル買いを抑制する可能性もあろう。 前日発表された米国の非農業部門労働生産改定値は下方修正され、単位労働コストは予想を上回ったことから米10年債利回りは一段高。ドル買い優勢となりユーロ・ドルは1.0570ドル台に軟化し、ドル・円は137円を短期的に上抜けた。その後米金利高は一服したが、本日アジア市場で先高観は続き、ドルは売りづらい展開となった。ドル・円は引き続き日米金利差が意識され、136円半ばまで下げた後は小幅ながら値を戻した。 この後の海外市場は米金利にらみの展開が続く。インフレ鎮静化の見方が弱まるなか、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化を見込んだ金利高・ドル高の地合いに変わりはないだろう。今晩発表のISM非製造業景況指数で物価上昇が示されれば、ドル買い基調を強める材料に。ただ、アトランタ連銀総裁は講演で利上げ停止の可能性に言及し、ドル買いを抑制。ドル・円は137円台での強い売りも警戒され、上値の重い値動きとなろう。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:55 独・2月サービス業PMI改定値(予想:51.3、速報値:51.3) ・18:00 ユーロ圏・2月サービス業PMI改定値(予想:53.0、速報値:53.0) ・18:30 英・2月サービス業PMI改定値(予想:53.3、速報値:53.3) ・19:00 ユーロ圏・1月生産者物価指数(前年比予想:+17.7%、12月:+24.6%) ・23:45 米・2月サービス業PMI改定値(予想:50.5、速報値:50.5) ・24:00 米・2月ISM非製造業景況指数(予想:54.5、1月:55.2) ・01:00 ローガン米ダラス連銀総裁開会あいさつ(市場機能関連会合、シカゴ大学) ・02:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁VTRあいさつ(人種的不平等関連の会合) ・05:00 ボウマン米FRB理事討論会司会(市場機能関連会合、シカゴ大学) 《CS》