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注目銘柄ダイジェスト(前場):冨士ダイス、セ硝子、プラッツなど

2023/2/28 12:01 FISCO
*12:01JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):冨士ダイス、セ硝子、プラッツなど 協栄産<6973>:2197円(+198円) 大幅続伸。株主優待制度の導入を前日に発表している。3月末100株以上の株主に対して、クオカード1000円分を贈呈する。これにより、配当・優待利回りは4%の水準となる。また、28年3月期までの中期経営計画も発表しており、数値目標として、28年3月期売上高750億円、営業利益21億円(23年3月期見込みは、600億円、16億円)などを掲げている。プリント配線板製造事業からの撤退も発表している。 ゆうちょ銀行<7182>:1209円(+53円) 続伸。日本郵政による株式売出を前日に発表している。売出株数は最大で10億8900万株となり、出資比率は現在の89%から60%程度にまで低下するもよう。売出価格の決定期間は3月13日から16日まで。一方、立会外取引で8000万株、市場買付で9000万株をそれぞれ上限とした自社株買いを実施するとも発表している。なお、日本郵政による保有株の売却は先に観測報道が伝わっており、織り込みは進んでいたとみられる。 日本紙<3863>:1081円(+29円) 大幅続伸。新聞用紙の価格を4月1日納入分から引き上げると発表している。値上げは10%強の水準となるもよう。現在交渉に入っているようだ。資源価格の高騰や円安を背景とした石炭の輸入コスト上昇などに対応。製紙各社は2022年末から23年初めにかけても新聞用紙の値上げを実施していたが、改めてコスト増を転嫁して採算を改善する方針。国内トップの同社の値上げ表明で、今後は他社も交渉を加速させる可能性とされている。 セ硝子<4044>:3395円(+340円) 大幅続伸。前日に23年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の130億円から155億円、前期比2.1倍の水準に引き上げ。原燃料上昇分の価格転嫁が進んでいるもよう。また、固定資産の譲渡に伴い、譲渡益128億円を特別利益に計上するとして、純利益は290億円の従来予想から370億円にまで上方修正している。第3四半期までの進捗から本業ベースでの上振れ期待はあったとみられるが、素直に好反応みせる。 冨士ダイス<6167>:675円(+76円) 一時ストップ高。前日に業績修正、並びに配当予想の引き揚げを発表している。23年3月期営業利益は従来予想の11.4億円から11.1億円に若干下方修正しているものの、固定資産の譲渡益5.1億円を特別利益に計上することで、純利益は8.2億円から12.8億円にまで上方修正している。これに伴い、年間配当金は22円から32円にまで引き上げ、前日終値ベースでの配当利回りは5.3%の水準にまで上昇する形に。 プラッツ<7813>:709円(+100円) ストップ高。23年6月期の純損益予想を従来の2.50億円の赤字から0.30億円の黒字(前期実績2.63億円の黒字)に上方修正している。パラマウントベッドホールディングス<7817>傘下のパラマウントベッド(東京都江東区)との訴訟が全面的な和解に至ったため。遅延損害金も含め1.53億円を支払う。訴訟損失引当金から約3.81億円を訴訟損失引当金戻入益として特別利益に、弁護士費用として1.00億円程度を特別損失として計上する。 メドレック<4586>:193円(+4円) 大幅に6日ぶり反発。出願中の「メマンチン含有経皮吸収型液剤」について、中国国家知識産権局から特許査定の通知があったと発表している。独自の経皮吸収技術NCTS(ナノサイズのコロイドを利用した製剤化技術)を用いたアルツハイマー治療貼付剤MRX-7MLLをカバーする特許で、有効期間は38年まで。中国のほか、米国と日本で登録されており、欧州でも権利化を目指している。 サンバイオ<4592>:695円(+30円) 大幅に反発。自社の開発品SB623の外傷性脳損傷を対象としたフェーズ2試験(STEMTRA試験)の中間解析結果に関する論文が評価され、日本脳神経外傷学会から筆頭著者の北海道大学医学部脳神経外科の川堀真人氏が優秀な論文に授与される平川賞を受賞したと発表している。SB623は、健康成人骨髄液由来の間葉系幹細胞を加工・培養して作製されたヒト(同種)骨髄由来加工間葉系幹細胞。 《ST》
関連銘柄 9件
3863 東証プライム
1,117
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時価総額 129,857百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙、情報用紙に加え、家庭紙や包装紙、段ボール等を製造、販売。家庭用の「スコッティ」等のブランドを持つ。今期3Q累計はお価格改定やコストダウンにより増収、利益は大幅改善。 記:2024/02/10
4044 東証プライム
2,771
4/18 15:00
+27(%)
時価総額 72,046百万円
大手ガラスメーカー。建築や自動車向けガラス、ガラス繊維、素材化学品、医療化学品を展開。医薬原体セボフルランは全身吸入麻酔薬で世界トップシェア。リチウムイオン電池用電解液の停滞もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
4586 東証グロース
121
4/18 15:00
+3(%)
時価総額 4,495百万円
独自の経皮吸収型製剤技術を用いて新薬を開発。マイクロニードルの研究開発も。今年1月に承認再申請の帯状疱疹後疼痛薬は7月までに審査完了予定。1b相治験に成功の痒性麻痺薬候補は2相準備へ。継続前提に重要事象。 記:2024/03/12
4592 東証グロース
432
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+6(%)
時価総額 29,648百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発する。SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムは24年3月の承認取得目指す。研究開発費減少。24.1期3Qは営業損益改善。 記:2023/12/26
6167 東証プライム
680
4/18 15:00
+10(%)
時価総額 13,600百万円
超硬合金製を中心とした耐摩耗工具・金型の専業メーカー。超硬合金製工具・金型の国内シェアは30%。耐摩耗性に強み。顧客との共同開発も展開し、次世代自動車への対応に注力。顧客の生産地変更で、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
6973 東証スタンダード
2,649
4/18 15:00
+10(%)
時価総額 8,461百万円
半導体や電子機器、産業機械を扱う専門商社。プリント配線板の製造も事業領域。半導体デバイス事業は伸び悩むが、産業機器システム事業は堅調。半導体関連顧客向け加工機、FA機器が販売増。24.3期2Qは増収。 記:2023/12/11
7182 東証プライム
1,536
4/18 15:00
+20.5(%)
時価総額 5,759,301百万円
日本郵政グループ傘下で国内最大の資金量を誇る預金取扱金融機関。預貯金残高で銀行最大、運用は国内、海外の債券など有価証券投資が中心。プライベートエクイティファンドや不動産ファンドの好調で中間期は増収増益。 記:2023/12/19
7813 東証グロース
752
4/18 15:00
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時価総額 2,802百万円
医療介護用ベッドメーカー。各種ベッドと医療介護ベッド用周辺機器に加え、床ずれ防止や医療介護ベッド向けのマットレスも展開。製造はベトナムの持分法適用会社などに委託。業容持ち直し、中間期は増収・営業黒字転換。 記:2024/02/27
2,669
4/18 15:00
+20(%)
時価総額 164,824百万円
医療・介護用ベッドで国内首位。レンタル卸やメンテも。海外はアジアを開拓。24.3期3Q累計は売上堅調もシステム費用増や広告宣伝費増が利益の重石に。通期では最高業績を計画。今年7月にレンタルFC店を買収へ。 記:2024/03/10