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買い先行も後場に弱含みほぼいってこい【クロージング】

2023/2/7 16:13 FISCO
*16:13JST 買い先行も後場に弱含みほぼいってこい【クロージング】 7日の日経平均は5営業日ぶりに小反落。8.18円安の27685.47円(出来高概算11億2000万株)で取引を終えた。雇用統計を受けた早期利下げ期待のはく落から米長期金利が上昇していることもあり、円相場が1ドル=132円へと円安傾向に振れた。これを受けて輸出関連株を中心に本日の日経平均は買いが先行。取引開始後に一時27814.96円まで上昇した。ただ、心理的な節目である28000円を前に戻り待ちの売りに加え、ワシントン・エコノミッククラブにおいてパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のインタビューが予定されていることなども手控え要因となり、後場はやや弱含む展開となった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が900を超え、全体の約過半数を占めた。セクター別では、銀行、その他金融、繊維製品、保険、化学など18業種が上昇。一方、鉄鋼、不動産、非鉄金属、鉱業など15業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ヤマトHD<9064>、東エレク<8035>、資生堂<4911>、日東電工<6988>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>が軟化した。 週明けの雇用統計を受けて台頭した早期利下げ期待への思惑が修正されたため、金利動向に敏感なハイテク株を中心に値を崩し、6日の米国の主要株価指数は下落した。ただ、日米金利差拡大観測から円安が進んでいるため、東京市場では自動車や機械などを中心に値を上げる銘柄が増えた。また、前日に値を崩した金融株が反発していることも投資マインドの改善につながった面もあるほか、本格化する国内企業の決算を材料に個別では、活発な物色も散見された。 米国では今夜、パウエルFRB議長がワシントン・エコノミッククラブで講演を行うほか、バイデン米大統領が一般教書演説を行う。パウエル氏の講演については、強い雇用統計を受けて、利上げの最終到達地点であるターミナルレートの想定や利上げ休止時期についてどのような発言をするのか見極めたいと考える投資家が多い。また、一般教書演説でも半導体問題での米中対立激化が懸念されるなか、米国のスタンスはどうなるのかも確認したい向きは多いだろう。加えて、国内でも今週はダイキン<6367>、富士フイルム<4901>、トヨタ<7203>、日産自<7201>、東エレク<8035>など主力企業の決算発表も控えており、目先は方向感の定まらない展開が続きそうで、森より木をみる展開が継続しそうだ。 《FA》
関連銘柄 13件
2413 東証プライム
1,623.5
5/10 15:00
-66(%)
時価総額 1,102,246百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
3,352
5/10 15:00
-101(%)
時価総額 4,169,476百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
4911 東証プライム
4,510
5/10 15:00
+20(%)
時価総額 1,804,000百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6,936
5/10 15:00
-31(%)
時価総額 11,763,179百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
24,685
5/10 15:00
+1,860(%)
時価総額 7,235,519百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,117
5/10 15:00
+11(%)
時価総額 3,920,487百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
12,470
5/10 15:00
-165(%)
時価総額 1,867,482百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
551.9
5/10 15:00
-24.6(%)
時価総額 2,329,413百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,425
5/10 15:00
-103(%)
時価総額 55,878,830百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
35,000
5/10 15:00
-210(%)
時価総額 16,507,155百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9064 東証プライム
1,758
5/10 15:00
-19(%)
時価総額 667,732百万円
宅配便最大手。「クロネコヤマトの宅急便」を展開。法人客約1万社。国内シェア約50%。宅急便のネットワークを活用した企業間物流の取り組みを推進。国際輸送一服も、固定資産売却益計上により、3Q累計は最終増益。 記:2024/02/06
9983 東証プライム
40,720
5/10 15:00
+90(%)
時価総額 12,957,959百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,877
5/10 15:00
+141(%)
時価総額 13,571,709百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10