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個人投資家・有限亭玉介:『炭鉱のカナリア』が示す相場転換…狙うべき銘柄とは?【FISCOソーシャルレポーター】

2023/2/4 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:『炭鉱のカナリア』が示す相場転換…狙うべき銘柄とは?【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年1月30日11時に執筆 米国の小型株で構成されるラッセル2000株価指数の上昇が注目されているようです。内需系の銘柄が多く含まれる同指数には、米国経済の先行きを占う「炭鉱のカナリア」として相場の変調を知らせる役割を担っております。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 先行性のあるラッセル2000が今年に入りS&P500種を上回る上昇率を記録している点について、米株式相場が底入れした可能性があるとの推測が出始めています。これはポジティブなニュースとして歓迎したいですな。 1月20日には、講演中にウォラーFRB理事が「次回FOMCにおいて利上げ幅を0.25%に縮小させる事を支持する」と明言した事も市場は好感しているようです。これによりハイテク株の割高感が薄れつつあります。米国企業のレイオフに関する報道が目立つ一方で、同月25日に発表したテスラの決算は売上高・純利益が過去最高を達成しました。 各企業が景気後退に備え始めた段階ではありますが、想定しているより景気回復スピードが早まる可能性があるかもしれません。FRBとしても金利引き上げは過度なインフレを抑制する応急処置であって、不景気に陥れようとは考えていませんからねぇ。景気後退が予想されるのであれば、FRBとしても対応に迫られるはずです。 相場のムードが良くなるのであれば、他の投資家より先んじて強気に行きたい気持ちもありますが、まだそこまでの確信が無いというのが正直なところでしょう。景気回復か景気後退か…判断が難しい局面では、もうしばらく辛抱しながら業績の良い銘柄に絞って銘柄選別をして参ります。 自動車・携帯向けコネクター部品が主力の鈴木<6785>は、1月18日に上方修正を発表すると動意しました。昨年来高値を一気に更新しており、上昇トレンドに乗るか監視中です。生産効率が向上した他、経費削減にも尽力したようで2月9日の決算発表後の業績も注視しております。 鉄鋼関連からは昨年8月から上昇トレンドとなっている中山製鋼所<5408>です。11月8日の決算も好調で2月7日の決算も監視中。同じく鉄鋼関連のUEX<9888>は75日線を下値に昨年来高値を更新しました。2月8日の決算発表でどうなるか。 半導体装置のシリコンウェーハの再生加工を手掛けるRSTECH<3445>は、昨年12月8日に上方修正を発表すると動意しました。その後は黒田ショックを受けて下落基調となりますが、直近では底を打って切り返している模様。半導体に関する設備投資は国内でも盛り上がっておりますので注視しております。決算発表は2月13日です。 野村総研や富士通を顧客に持つベース<4481>は、ソフトウェア受託開発を手掛けております。直近で下値を切り上げており、昨年の最高値である4400円を上抜いて底堅いトレンドを形成する可能性もあるか。 昨年10月にIPOしたFCE Holdings<9564>は、学校等の教育機関向けプログラムや研修を提供しております。1月12日にはOJT・研修・E-ラーニングを一つで実現できるDXシステム「Smart Boarding」のOEMパートナーの一般公募を開始しました。2月13日の決算発表も監視です。 最後はデザイナーズオフィスの設計や施工を手掛けるヴィス<5071>です。11月11日の決算発表が好調で、2月14日の決算前に下値を切り上げております。上昇トレンドのまま昨年来高値をどこまで更新できるか監視です。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 7件
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時価総額 82,481百万円
半導体製造工程で使う再生ウエハで世界トップ。新品ウエハの生産も。24.12期は上期低調も下期の回復を想定し、最高業績更新を計画。中計では26.12期に営業益168億円を目指す。次世代電池用の電解液に参入。 記:2024/04/11
4481 東証プライム
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5/2 15:00
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時価総額 63,783百万円
独立系のシステム開発会社。受託開発を柱に保守・運用も。日本、中国の拠点を融合した体制が強み。配当性向5割目安。大手SIerとの取引は順調。中国子会社は業績堅調。増収効果等で23.12期3Qは2桁増益。 記:2024/01/27
5071 東証スタンダード
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時価総額 9,057百万円
オフィス空間の設計から施工までを一貫提供。ロゴデザインも。24.3期3Q累計は大型案件完工で売上増。受注も好調。だが人件費増などが利益の重石に。通期では最高業績を計画。配当性向の目安を2割→3割に引上げ。 記:2024/03/13
5408 東証プライム
897
5/2 15:00
-13(%)
時価総額 56,582百万円
日本製鉄系電炉メーカー。ホットコイルや厚鋼板、棒鋼などの鉄鋼製品が主力。加工性の高い微細粒熱延鋼板に定評。24.3期3Q累計はエンジニアリング部門が黒字転換。海洋部門、鋳機部門の受注増などが寄与。 記:2024/02/25
6785 東証プライム
1,392
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時価総額 20,050百万円
電子機器や自動車電装向けの金型・部品を展開。各種自動機器や医療器具も手掛ける。スマホ関連部品金型は受注増。生産効率化等により、24.6期1Qは金型部門が増益。電子機器向け部品は車載向け部品等が堅調。 記:2024/01/16
9564 東証スタンダード
767
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時価総額 7,189百万円
独自RPAソフトでDX推進。オンライン社員教育システムも。学校向け手帳を育成。RPAロボパットDXの導入社数は1219社。DX推進事業は好調。増収効果等で24.9期1Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/23
9888 東証スタンダード
1,104
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時価総額 13,248百万円
ステンレス鋼等を扱う専門商社。機械装置の製造・販売も。中国に加工品の製販子会社。配当性向35~40%目安。ステンレス鋼は販売価格上昇。24.3期3Qはステンレス鋼その他金属加工製品の製造・販売事業が増収。 記:2024/04/08