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前場に注目すべき3つのポイント~グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる~

2023/1/24 8:28 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる ■東京電力HD、23/3業績予想 営業損失 4880億円 ■前場の注目材料:TOWA、光学レンズ・メガネ向けセラコーティング技術開発 ■グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる 24日の日本株市場は、米株高の流れを受けて日経平均は節目の27000円回復が見込まれるなか、買戻しの動きが強まりそうだ。23日の米国市場はNYダウが254ドル高だった。米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げ停止を検討するとの観測が強まり、ハイテクの買戻しが強まった。SOX指数の上昇率は5%を超えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の27155円。円相場は1ドル130円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップアップから始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27200円まで買われており、18日の日銀の金融政策決定会合の結果を受けた急伸で付けた26920円を上放れ、75日線水準まで上昇した。これにより昨年12月の日銀会合で急落した部分を埋めてくる展開が意識されてきそうであり、相対的に出遅れているハイテク株などへの買戻しの動きが強まりそうである。 決算発表を控えていることから積極的な上値追いの動きは限られそうだが、昨年12月の下落部分を埋めてくる中、ショートカバーの動きが強まりそうである。また、米国では大型テック株のほか、半導体株の強い値動きが目立っていた。為替市場では円相場が1ドル130円台半ばで推移していることもあり、グロース優位のなか日経平均型優勢の展開が見込まれる。 日経平均の75日線は27170円辺りに位置しているほか、同水準を捉えてくるようだと、昨年12月の急落前の水準である27300円辺りが意識されてこよう。75日線水準での攻防が続く局面では、いったんは達成感が意識される可能性はありそうだが、押し目狙いでのスタンスに向かわせよう。物色としてはハイテク株のほか、日経平均の強い動きのなか、マザーズ銘柄などへの物色にも向かわせやすく、流動性のある銘柄へは個人主体の値幅取り狙いの動きが強まりそうだ。 ■東京電力HD、23/3業績予想 営業損失 4880億円 東京電力HD<9501>は未定としていた2023年3月期の業績予想を発表。売上高は49%増の7兆9310億円、営業損益は4880億円の赤字(前期は462億円の黒字)の見込み。燃料価格が高止まりしており、電気調達費用が増加したことが響いた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26906.04、+352.51) ・NYダウは上昇(33629.56、+254.07) ・ナスダック総合指数は上昇(11364.41、+223.98) ・シカゴ日経先物は上昇(27155、大阪比+275) ・1ドル=130.60-70円 ・SOX指数は上昇(2934.83、+140.14) ・VIX指数は低下(19.81、-0.04) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・TOWA<6315>光学レンズ・メガネ向けセラコーティング技術開発 ・ホンダ<7267>GSユアサとEV用電池研究で共同出資会社、年内設立へ ・東京電力HD<9501>低圧規制料金29%値上げ申請、6月実施へ ・関西電力<9503>太陽光・蓄電池など分散型エネを市場取引、4月に新会社 ・丸紅<8002>サウジで地域冷房参画、中東2社と合弁契約 ・三菱商事<8058>次世代エネ部門新設、EX戦略推進 ・住友商事<8053>ボリビア鉱山事業売却、銅・リチウムなど重点 ・曙ブレーキ<7238>「CO2半減パッド」をアフター市場に投入 ・IHI<7013>福島・相馬市とグリーンメタンバス運行開始、再生エネ地産地消 ・OSGコーポ<6757>超硬切削具を増産、工場刷新・グループ分業で供給強化 ・千代化建<6366>タイBLCPパワー・三菱商事と脱炭素技術研究で覚書 ・日立<6501>日立・UKパワーなど、英で商用EV実証完了 ・アステラス薬<4503>遺伝子治療薬「AT845」の臨床試験再開、遅発型ポンペ病対象 ・フルヤ金属<7826>悪臭ガス、常温で効率分解、ルテニウム系触媒開発 ・三洋化成<4471>アルミ電解コンデンサー用電解液の生産能力増強 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
4471 東証プライム
4,150
4/18 15:00
+45(%)
時価総額 97,670百万円
機能化学品メーカー。医療用洗剤や紙おむつ、化粧品の材料、潤滑油添加剤、自動車の内装材料など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計は生活・健康やプラスチック・繊維、環境・住設分野の販売が足踏みとなった。 記:2024/02/07
4503 東証プライム
1,465.5
4/18 15:00
-1(%)
時価総額 2,690,441百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
6315 東証プライム
11,110
4/18 15:00
+590(%)
時価総額 278,117百万円
半導体製造装置メーカー。後工程用で大手。モールディング装置やシンギュレーション装置を製造、販売する。半導体製造装置用の精密金型も手掛ける。今期3Q累計はPCやスマートフォン等の民生品向けが足踏みとなった。 記:2024/03/07
6366 東証スタンダード
445
4/18 15:00
+5(%)
時価総額 115,845百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG、石油、医薬、環境関連のプラント建設や社会インフラ設計などを展開。LNGプラントで競争力を発揮。トヨタと大規模水電解システムを開発。遂行中案件進捗し3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
6501 東証プライム
13,755
4/18 15:00
-125(%)
時価総額 13,322,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6757 東証スタンダード
877
4/18 15:00
-2(%)
時価総額 4,824百万円
水関連機器メーカー。浄水器や電解水素水生成器、水自動販売機等を製造、販売。メンテナンスや水宅配等も手掛ける。商業施設等でウォータークーラーなどの導入が順調。24.1期3Q累計は水関連機器事業が増収。 記:2024/02/03
7013 東証プライム
3,756
4/18 15:00
-81(%)
時価総額 580,978百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。社会基盤部門は受注堅調。24.3期2Q累計は産業システム・汎用機械部門が増収。車両過給機等が売上貢献。 記:2023/12/11
7238 東証プライム
139
4/18 15:00
+2(%)
時価総額 18,903百万円
大手ブレーキメーカー。自動車や自動二輪、鉄道車両用、産業機械用のブレーキや構成部品等を製造、販売。価格転嫁や生産性向上等で日本は大幅増益。北米は新型車向け製品等が売上貢献。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/23
7267 東証プライム
1,785.5
4/18 15:00
-4(%)
時価総額 9,702,916百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7826 東証プライム
11,780
4/18 15:00
+140(%)
時価総額 99,694百万円
素材メーカー。イリジウムやルテニウムなど加工難易度の高い希少貴金属を手掛け、プラチナグループメタルを用いた工業製品を製造。医療用シンチレーター向けイリジウムルツボを拡販。ケミカル停滞で中間期は足踏み。 記:2024/03/25
8002 東証プライム
2,647
4/18 15:00
+45(%)
時価総額 4,548,107百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8053 東証プライム
3,757
4/18 15:00
+35(%)
時価総額 4,702,156百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8058 東証プライム
3,467
4/18 15:00
+25(%)
時価総額 14,951,375百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
1,017
4/18 15:00
+7.5(%)
時価総額 1,634,337百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9503 東証プライム
2,323
4/18 15:00
+18(%)
時価総額 2,180,677百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10