マーケット
7/26 15:15
37,667.41
-202.10
40,589.34
+654.27
暗号資産
FISCO BTC Index
7/27 11:04:55
10,425,534
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日銀会合を控え、いったん買戻しの動きに向かわせる【クロージング】

2023/1/17 15:56 FISCO
*15:56JST 日銀会合を控え、いったん買戻しの動きに向かわせる【クロージング】 17日の日経平均は3営業日ぶりに反発。316.36円高の26138.68円(出来高概算10億6000万株)で取引を終えた。日銀の金融政策決定会合を控え、円高進行が一服していることなどから、値がさハイテクなど下げのきつかった銘柄を中心に幅広く買い戻しの動きが強まった。日経平均は前場終盤にかけて上げ幅を広げ、26198.69円まで上昇し、節目の26000円を回復した。ただし、買戻し中心のなかで積極的にポジションを傾ける動きはなく、日銀会合の結果を見極めたいとの見方も多く、買い一巡後は模様眺めムードが広がり、26100円水準でのこう着感の強い展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、輸送用機器、海運、電気機器、不動産、非鉄金属など28業種が上昇。一方、銀行、空運、陸運など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>、塩野義<4507>、アステラス薬<4503>が軟化した。 前日の米国市場は、キング牧師の生誕の日で休場だったが、欧州株が上昇したほか、前日に約7カ月半ぶりの円高水準まで進んだが円相場が一時1ドル=129円台まで円安に振れたため、半導体や電子部品関連株などを中心に買いが先行して始まった。さらに、日経平均が前日までの2日間で630円近く下落したが、日銀の金融政策決定会合の結果判明を前に、短期筋による先物への買い戻しの動きも強まった。 注目の日銀決定会合では、政策修正が行われるのではないかとの警戒感がくすぶる。昨年12月の時と同様に金融緩和を持続的かつ円滑に進めるため、長期金利の許容変動幅を再度拡大すれば、一段の長期金利の上昇、円高、株安を招くことが予想される。一方で、今回は何もせず、金融政策の据え置きが決定されれば、これまでの巻き戻し圧力が強まり、円安、株高となることが想定される。いずれにしても、日銀の黒田東彦総裁が金融市場との対話をどのように進めるのかが重要と言えそうだ。 《FA》
関連銘柄 8件
4503 東証プライム
1,689
7/26 15:00
+25(%)
時価総額 3,100,754百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4507 東証プライム
6,747
7/26 15:00
+42(%)
時価総額 2,102,271百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4523 東証プライム
6,628
7/26 15:00
+29(%)
時価総額 1,965,646百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6367 東証プライム
21,900
7/26 15:00
+215(%)
時価総額 6,419,197百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
5,505
7/26 15:00
-203(%)
時価総額 4,217,760百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
27,625
7/26 15:00
-1,385(%)
時価総額 13,028,862百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
40,850
7/26 15:00
+720(%)
時価総額 12,999,328百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,174
7/26 15:00
-191(%)
時価総額 15,806,380百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17