マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 20:20:41
15,217,789
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日銀会合を控え、いったん買戻しの動きに向かわせる【クロージング】

2023/1/17 15:56 FISCO
*15:56JST 日銀会合を控え、いったん買戻しの動きに向かわせる【クロージング】 17日の日経平均は3営業日ぶりに反発。316.36円高の26138.68円(出来高概算10億6000万株)で取引を終えた。日銀の金融政策決定会合を控え、円高進行が一服していることなどから、値がさハイテクなど下げのきつかった銘柄を中心に幅広く買い戻しの動きが強まった。日経平均は前場終盤にかけて上げ幅を広げ、26198.69円まで上昇し、節目の26000円を回復した。ただし、買戻し中心のなかで積極的にポジションを傾ける動きはなく、日銀会合の結果を見極めたいとの見方も多く、買い一巡後は模様眺めムードが広がり、26100円水準でのこう着感の強い展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、輸送用機器、海運、電気機器、不動産、非鉄金属など28業種が上昇。一方、銀行、空運、陸運など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>、塩野義<4507>、アステラス薬<4503>が軟化した。 前日の米国市場は、キング牧師の生誕の日で休場だったが、欧州株が上昇したほか、前日に約7カ月半ぶりの円高水準まで進んだが円相場が一時1ドル=129円台まで円安に振れたため、半導体や電子部品関連株などを中心に買いが先行して始まった。さらに、日経平均が前日までの2日間で630円近く下落したが、日銀の金融政策決定会合の結果判明を前に、短期筋による先物への買い戻しの動きも強まった。 注目の日銀決定会合では、政策修正が行われるのではないかとの警戒感がくすぶる。昨年12月の時と同様に金融緩和を持続的かつ円滑に進めるため、長期金利の許容変動幅を再度拡大すれば、一段の長期金利の上昇、円高、株安を招くことが予想される。一方で、今回は何もせず、金融政策の据え置きが決定されれば、これまでの巻き戻し圧力が強まり、円安、株高となることが想定される。いずれにしても、日銀の黒田東彦総裁が金融市場との対話をどのように進めるのかが重要と言えそうだ。 《FA》
関連銘柄 8件
4503 東証プライム
1,562
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 2,826,694百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17