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米利上げ長期化懸念が後退し、リスク選好で26000円を回復【クロージング】

2023/1/10 15:58 FISCO
*15:58JST 米利上げ長期化懸念が後退し、リスク選好で26000円を回復【クロージング】 10日の日経平均は3営業日続伸。201.71円高の26175.56円(出来高概算11億1000万株)と昨年12月30日以来4営業日ぶりに26000円を回復して取引を終えた。日本の三連休中の米国市場は、米雇用統計を受けた米金利低下を背景に主要株価指数は総じて上昇。連休明けの東京市場は半導体・電子部品などの値がさハイテク株を中心に買われ、日経平均は26000円を回復して始まり、その後は26316.66円まで上げ幅を広げた。ただし、円相場が1ドル=131円台と前週末から3円近く円高に振れているため、輸出関連株の一角が鈍いこと、12日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているなか、次第に模様眺めムードが広がり、26100円台でこう着感が強まっていた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が950を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、鉄鋼、機械、海運、ガラス土石、非鉄金属など19業種が上昇。一方、電気ガス、水産農林、サービス、保険、銀行、医薬品など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>が堅調だった半面、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>、塩野義<4507>、アステラス薬<4503>が軟化した。 12月の米雇用統計で、平均時給が前年同期比4.6%増と市場予想(5.0%増)を下回り、賃金の伸びが緩やかとなったことから、米利上げ長期化への警戒感が後退。米国市場では長期金利低下を背景に、ハイテク関連株やグロース株中心に値を上げた。東京市場はこの流れを引き継ぐ格好から買い優勢となり、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。 日経平均は終値ベースで26000円を回復したが、今週は12日に米CPIの発表を控え、米国のインフレ減速基調が鮮明になるのか見定めたいと考える向きが多く、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはなっていない。また、本日はパウエルFRB議長の講演が予定されている。連休中にFRB高官から積極利上げに関する発言が相次いだだけに、パウエル氏の発言内容も気がかりと見ている向きも多かった。 《FA》
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4543 東証プライム
2,597.5
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6,516
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6367 東証プライム
20,400
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時価総額 5,979,526百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
8035 東証プライム
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世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
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時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
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世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10