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買い先行もこう着の強い大納会に【クロージング】

2022/12/30 16:01 FISCO
*16:01JST 買い先行もこう着の強い大納会に【クロージング】 30日の日経平均は3日ぶりに小幅反発。0.83円高の26094.50円(出来高概算8億8000万株)で取引を終えた。米国の利上げ長期化観測が後退したため、値がさハイテク株を中心に買い戻しの動きが先行。日経平均は取引開始直後に26321.37円まで値を上げた。ただし、ハイテク株への物色が限られたほか、年末で市場参加者が少ないなか、買い一巡後は次第に様子見ムードが広がり、26100円前後でこう着感を強めていた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり、値下がり銘柄数は拮抗。セクター別では、海運、銀行、小売、ガラス土石、保険など11業種が上昇。一方、鉱業、石油石炭、食料品、その他製品、水産農林など22業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>が堅調で、日経平均を約50円押し上げたほか、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、エムスリー<2413>、オムロン<6645>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>、ネクソン<3659>が軟化した。 欧州疾病予防管理センターは29日、新型コロナウイルスの感染が急拡大した中国からの渡航者について、検査や隔離などの措置を取ることは不適当だと判断した。これを受け、中国発の感染拡大への過度な懸念が和らいだ。また、米国の新規失業保険申請件数が増加し、過度な利上げへの警戒感も後退したことも支援材料となった。東京市場でもこうした流れを引き継ぎ、値がさ株や小売株などを中心に買い戻しの動きが強まった。ただ、円相場が1ドル=132円台へと円高方向に傾いているため、輸出関連株の一角が値を崩しており、全般の上値を抑える形になった。 日経平均は小幅ながらも反発して引けたが、昨年の大納会の終値(28791.71円)からは2000円超安い水準だ。欧米景気の減速に対する懸念が拭えないほか、新型コロナの感染が再拡大している中国経済の行方も気がかりだ。また国内でも、日銀によるさらなる政策修正への思惑などもくすぶっており、内憂外患状況に変わりはない。年明け以降も主要国の金融政策の行方やインフレ動向をにらみながら、基本的には前半安・後半高の流れとなりそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
3659 東証プライム
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時価総額 2,508,001百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
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6367 東証プライム
20,550
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+1,215(%)
時価総額 6,023,493百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6645 東証プライム
6,843
9/27 15:00
+340(%)
時価総額 1,411,335百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6762 東証プライム
1,970.5
9/27 15:00
-7,622.5(%)
時価総額 766,075百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,441
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+215(%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,110
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時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
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+201(%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17