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注目銘柄ダイジェスト(前場):ジェイテックコーポレ、サスメド、ソーダニッカなど

2022/12/20 11:45 FISCO
*11:45JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ジェイテックコーポレ、サスメド、ソーダニッカなど コーセル<6905>:992円(+23円) 大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は20.3億円で前年同期比31.7%増、12月9日に上方修正した水準での着地に。当時据え置いていた通期予想は今回、従来の32.5億円から40.3億円、前期比43.4%増に上方修正。上方修正数値にサプライズは限定的だが、同時に通期配当計画の27円から31円への引き上げ、発行済み株式数の2.93%に当たる100万株、10億円を上限とする自社株買いを発表しており、一段の評価向上につながる。 ソーダニッカ<8158>:683円(+54円) 大幅続伸。株主優待制度の一部変更および拡充策を発表している。現行の株主優待は、3月末1000株以上の保有株主に対し3000円分のクオカードを贈呈するというもの。今回も同優待制度は継続するが、5年以上保有の長期株主に対する追加特典制度は廃止としている。一方、新たに、3月末1000株以上保有の株主に対してプレミアム優待倶楽部を導入。付与されたポイントに応じ、商品提供などの優待を受けることができるようになる。 ジェイテックコーポレ<3446>:3555円(+555円) 大幅反発。プラズマ援用研磨(PAP)装置の開発機を受注したと前日に発表している。PAPは大阪大学の独自研磨技術であり、次世代半導体材料であるSiCやGaN基板、さらには単結晶ダイヤモンド基板を高速かつ高精度に平坦化できるようになるもの。同社は11月に、大阪大学と同装置やプロセスに関するノウハウ供与契約を締結している。これまでも複数企業から引合いとされており、今後の展開への期待も膨らむ形に。 積水化<4204>:1928円(+62円) 大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も2200円から2500円にまで引き上げている。素早い値上げや自社株買いなど経営環境の変化に対する機動的な対応、23年3月期以降の業績予想を上方修正していることが評価引き上げの背景。請負住宅の棟単価アップ、分譲・建売の強化、自動車用ガラス中間膜の回復などで、来期も2ケタの増益を予想している。 川崎船<9107>:2812円(+127円) 大幅反発。23年3月期に株主還元の拡大を視野に入れているとの社長インタビューが報じられており、買い材料視される展開になっている。現在は、前期比横ばい水準の年間配当、最大1000億円の自社株買いを公表済みであるが、下期業績と営業キャッシュフローを見極めて追加還元を検討するとしている。業績上方修正の可能性は高いとみられていることで、追加還元への期待向上につながる形になっているようだ。 サスメド<4263>:1386円(-323円) 大幅に3日続落。自社の不眠障害治療用アプリケーションについて、厚生労働省薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会で医療機器製造販売承認が了承されたと発表している。今後、厚生労働大臣に答申が行われ、その後に正式な医療機器製造販売承認の判断が行われる予定。サスメド株には販売承認を期待して先回り買いが入っていたことから、発表を受けて材料出尽くし感が広がっているようだ。 リボミック<4591>:214円(+15円) 大幅に反発。瑞科国際(北京)医薬技術有限公司など中国企業2社と中国地域でのRBM-007の加齢黄斑変性(AMD)等を適応疾患とする臨床開発を担う合弁会社の設立で基本合意したと発表している。合弁会社の名称は「リボミック上海」で、リボミックの出資比率は34%。合弁会社での資金調達や臨床開発の進展に応じ、リボミックはマイルストンと上市後のロイヤルティーの合計で最大1億ドル(約137億円)を受け取る見込み。 オンコリス<4588>:501円(+19円 大幅に4日ぶり反発。24年にがんのウイルス療法テロメライシンの承認申請を行う予定と発表している。放射線併用の食道がんPhase2臨床試験の組入れを22年中に完了し、23年にトップラインデータが確定される見通し。その後、日本国内での製造販売業の体制を整えるとともに食道がんに対するオーファンドラッグ指定の申請を行う。現在、販売提携契約を締結する目的で複数の製薬会社と交渉を進めているという。 《ST》
関連銘柄 8件
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高精度楕円集光ミラー等の製作・販売を行うオプティカル事業が主力。自動細胞培養装置、半導体加工装置・研磨装置等も。X線高精度ミラー「Osaka Mirror」は引き合い増。放射光施設等から大型受注獲得。 記:2024/06/24
4204 東証プライム
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新築住宅事業やリフォーム事業等の住宅部門、液晶用微粒子や半導体材料等の高機能プラスチックス部門が柱。塩化ビニル管、メディカル事業等も。リフォーム事業は断熱リフォームなど改装の拡販、営業人員の拡充図る。 記:2024/08/02
4263 東証グロース
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11/22 15:30
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時価総額 10,374百万円
不眠障害などの治療用アプリ開発、汎用臨床試験システムや機械学習自動分析システムの提供等を行う。杏林製薬と耳鳴治療用アプリの共同開発を行う。不眠障害治療用アプリは保険適用希望書の再提出に向けて調整中。 記:2024/06/25
703
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時価総額 16,044百万円
新規抗がん剤「テロメライシン」の開発を行う創薬バイオ企業。HIV治療薬やウイルス感染症治療薬、神経難病治療薬の開発等も。富士フイルム富山化学と販売提携契約締結。テロメライシンに経営リソースを集中。 記:2024/07/08
4591 東証グロース
83
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±0(%)
時価総額 3,375百万円
東大発のバイオベンチャー。核酸医薬の一種であるアプタマーに特化した医薬品の研究・開発を行う。対象疾患「滲出型加齢黄斑変性」のRBM-007が先行パイプライン。東京大学と眼科疾患に関する共同研究契約を締結。 記:2024/08/13
6905 東証プライム
1,197
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 49,300百万円
電源、ノイズフィルタメーカー。富山県富山市に本社。ユニット電源、オンボード電源、ノイズフィルタ等の製造・販売を行う。標準電源で国内シェアトップクラス。訪問営業による拡販、重点顧客への提案活動等に注力。 記:2024/10/05
8158 東証プライム
1,161
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 26,666百万円
独立系の化学品専門商社。取扱高トップクラスの苛性ソーダに強み。合成樹脂や包装資材などを扱う機能材事業も。海外はアジア等開拓。ソーダ関連薬品は好調。包装関連商品、合成樹脂関連商品も堅調推移。配当性向4割以上。 記:2024/09/22
9107 東証プライム
2,155
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-34(%)
時価総額 1,454,996百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17