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前場に注目すべき3つのポイント~重要イベントの通過によって、売り一巡後は見直しの動きが意識されやすい~

2022/12/15 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~重要イベントの通過によって、売り一巡後は見直しの動きが意識されやすい~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:重要イベントの通過によって、売り一巡後は見直しの動きが意識されやすい ■ユニバーサル、 3Q営業損益 黒字転換 5.79億円 ■前場の注目材料:DMG森精機、設備・研究開発に各1000億円投資、デジタル化・脱炭素対応 ■重要イベントの通過によって、売り一巡後は見直しの動きが意識されやすい 15日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第に底堅さが意識される相場展開になりそうだ。14日の米国市場はNYダウが142ドル安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、予想通り政策金利を0.50%引き上げ、これまで4会合連続で続いていた0.75%の利上げペースを縮小した。同時に来年の政策金利見通しが予想以上に引き上げられた。 FOMCの結果前には11月のインフレ指標の改善を受けて、タカ派色が弱まるとの期待から買われていたが、FOMCの結果を受けて一気に下落に転じた。ただし、パウエルFRB議長が声明で、一段と利上げペースを減速する可能性に言及すると下げ幅を縮小して終えていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の27890円。円相場は1ドル135円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。ただし、来年の政策金利見通しの引き上げは想定されていたこともあり、前日の上昇部分は帳消しになりそうだが、日経平均は25日線や5日線辺りが下値支持線として意識されやすいだろう。日経225先物はナイトセッションで荒い値動きも見られたものの、大きな波乱の展開とはならなかったため、重要イベントの通過によって、売り一巡後は見直しの動きが意識されやすいだろう。 また、VIX指数は21台に低下しており、足元でショートを仕掛けていた向きの巻き戻しも意識されそうである。そのため、日経平均は28000円水準での底堅さが見られてくるようだと、アク抜けを想定したリバウンド狙いの動きも見せてきそうだ。物色の流れとしてはインデックス主導で下げた後は、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの底堅さを見極めたいところ。 個人主体の資金はIPO銘柄に集中しやすいと考えられる。昨日上場したスカイマーク<9204>は初値は1272円となり、直後に1241円まで押した後は比較的強い値動きを継続し、商いも活発だった。IPO銘柄への好調が続くようだと、利食いの資金がセカンダリーへ還流する可能性も高く、直近IPO銘柄なども含めた、個人主体の材料株物色は活発化しそうだ。 ■ユニバーサル、 3Q営業損益 黒字転換 5.79億円 ユニバーサル<6425>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比53.6%増の886.14億円、営業損益が5.79億円の黒字(前年同期は43.30億円の赤字)だった。統合型リゾート(IR)事業については、オカダ・マニラの業績は堅調に推移しており、来場者数がパンデミック前に近い水準まで回復した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28156.21、+201.36) ・米原油先物は上昇(77.28、+1.89) ・米長期金利は低下 ・VIX指数は低下(21.14、-1.41) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・DMG森精機<6141>設備・研究開発に各1000億円投資、デジタル化・脱炭素対応 ・トヨタ<7203>タイで脱炭素、CPグループと協業へ ・日立造船<7004>今治と最終契約、舶用エンジン新会社への出資受け入れ ・川崎重<7012>社長「DAC」に意欲 CO2回収貯留事業化 ・関西電力<9503>来年初頭めど仮想発電所の新会社、電力リソース有効活用 ・ファインシンター<5994>給電部品事業拡充、産業機器へ供給 ・大同特殊鋼<5471>水素燃料の熱処理向け加熱装置開発、26年度めど発売 ・JAL<9201>プロドローンと技術協力、ドローン製造・整備で連携 ・住友ベークライト<4203>フェノール樹脂成形材増強、中国新工場に35億円 ・阪和興業<8078>田中鉄鋼販売をグループ会社化、株式90.2%取得 ・日立金属<5486>高性能フェライト磁石、ネオジムと出力同等、車関連に提案 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 11月貿易収支(予想:-1兆6787億円、10月:-2兆1662億円) <海外> ・06:45 NZ・7-9月期GDP速報値(前年比予想:+5.5%、4-6月期:+0.4%) ・09:30 豪・11月失業率(予想:3.4%、10月:3.4%) ・09:30 豪・11月雇用者数増減(予想:+1.90万人、10月:+3.22万人) ・11:00 中・11月鉱工業生産(前年比予想:+3.5%、10月:+5.0%) ・11:00 中・11月小売売上高(前年比予想:-4.0%、10月:-0.5%) 《ST》
関連銘柄 13件
4203 東証プライム
3,794
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 355,718百万円
1932年設立のプラスチック製品メーカー。半導体関連材料、高機能プラスチックなどの製造・販売を行う。半導体封止材で世界トップシェア。半導体関連材料では封止材のグローバル供給体制の強化、拡販に取り組む。 記:2024/10/09
5471 東証プライム
1,181.5
11/22 15:30
+8.5(%)
時価総額 256,674百万円
特殊鋼専業メーカー。1916年創業。構造用鋼等の特殊鋼鋼材、ステンレス鋼等の機能材料・磁性材料が柱。自動車業界が得意先。27.3期営業利益600億円以上目標。機能材料・磁性材料、自由鍛造品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
5994 東証スタンダード
858
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 3,792百万円
トヨタ自動車系の粉末冶金メーカー。自動車用部品や鉄道車両部品、産業機械用部品等を手掛ける。ショックアブソーバ用部品で世界シェアトップクラス。新型ハイブリッド車用インバーター部品など電動関連製品の拡大図る。 記:2024/06/28
6141 東証プライム
2,637.5
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 374,409百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
1,050
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 84,205百万円
遊技機メーカー。パチスロ機に強み。統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の運営、メディアコンテンツ事業等も手掛ける。ホテル・飲食事業は来場者数が順調。ぱちんこ及びスロット新機種を24年12月に導入予定。 記:2024/10/29
7004 東証プライム
958
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 163,066百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7012 東証プライム
6,282
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8078 東証プライム
4,995
11/22 15:30
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時価総額 211,453百万円
鉄鋼中心に、エネルギー・生活資材、リサイクルメタル・プライマリーメタル、食品等を扱う独立系商社。棒鋼などが主力製品。パーム椰子殻、ウッドペレットは取扱量拡大。中計では26.3期経常利益700億円目標。 記:2024/06/25
9201 東証プライム
2,413
11/22 15:30
+23(%)
時価総額 1,054,828百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9204 東証グロース
584
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 35,232百万円
羽田・神戸・福岡路線、茨城等の独自路線に強みを持つ航空会社。22年12月に再上場。定時運航率は国内トップ。マイページ登録者数は25万人超。次世代機材の導入や運航効率の改善、地方自治体等との連携を図る。 記:2024/08/05
9503 東証プライム
1,850
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,736,656百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17