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米景気後退懸念から一時27500円割れも、売り一巡後は底堅い値動きに【クロージング】

2022/12/8 16:19 FISCO
*16:19JST 米景気後退懸念から一時27500円割れも、売り一巡後は底堅い値動きに【クロージング】 8日の日経平均は続落。111.97円安の27574.43円(出来高概算10億9000万株)で取引を終えた。米国の利上げ長期化への懸念などを背景にした景気後退への警戒感が拭えず、値がさハイテク株を中心に売られ、日経平均は前場終盤には27415.66円まで下げ幅を広げ、心理的な節目である27500円を割り込む場面もあった。ただし、週末のメジャーSQ、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの見方も多く、次第に模様眺めムードが広がり、売り一巡後は27500円台でこう着感の強い展開が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100に迫り、全体の6割近くを占めた。セクター別では、海運、医薬品、卸売、金属製品、食料品など9業種が上昇。一方、電気機器、鉱業、電気ガス、その他製品、その他金融など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、キッコーマン<2801>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、TDK<6762>、日本電産<6594>が軟化した。 前日の米国市場は高安まちまちだったが、これまでの利上げの影響による景気後退懸念から安全資産への資金シフトが強まっていた。また、ロシアのプーチン大統領による核戦争への言及なども相場の重しになった。日米ともに、足元では景気後退への警戒感から安全資産に投資マネーがシフトしている。関係者からは「米金利が低下するなかで、半導体などのテック株が軟調なことは、それだけ、景況感に対する不透明感が強い表れではないか」と警戒している。 このため、来週の重要イベントを波乱なく通過するまでは、不安定な値動きとなる可能性が残り、目先は医薬品などディフェンシブ株などで幕間をつなぐ展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 9件
2801 東証プライム
1,907
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時価総額 1,848,676百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
4503 東証プライム
1,558
5/2 15:00
+33(%)
時価総額 2,860,257百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4568 東証プライム
5,502
5/2 15:00
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時価総額 10,712,581百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6594 東証プライム
7,254
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時価総額 4,325,444百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
13,060
5/2 15:00
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時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
6,943
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時価総額 2,699,244百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
35,010
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+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,820
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時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10