マーケット
4/18 15:15
38,079.70
+117.90
37,775.38
+22.07
暗号資産
FISCO BTC Index
4/19 9:12:06
9,768,821
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

こう着もインデックス売買中心に28000円を回復【クロージング】

2022/11/22 16:12 FISCO
*16:12JST こう着もインデックス売買中心に28000円を回復【クロージング】 22日の日経平均は続伸。170.95円高の28115.74円(出来高概算12億株)と4営業日ぶりに28000円を回復して取引を終えた。週明けの米国市場は下落したものの、円安が追い風となったほか、米国株先物がしっかりで推移するなか、祝日を控えてリバランスに伴うショーカバーの動きが優勢となるなど、インデックスに絡んだ商いが中心だった。塩野義<4507>の新型コロナウイルス経口治療薬の緊急承認が厚労省で再審議される予定で、他の医薬品株に好影響を与えたことも投資マインドの好転につながったとみられる。ただ、前場半ばに28203.35円まで買われた後は、28150円辺りを挟んでのこう着が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属が変わらずの他は、32業種が上昇しており、電気ガス、保険、銀行、医薬品、卸売、精密機器などの上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、中外薬<4519>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、エムスリー<2413>、コナミG<9766>が軟化した。 東京市場では米国株安には反応せず、円高一服を映して、自動車や機械といった輸出関連株中心に値を上げる銘柄が目立ち、「来年4月にも値上げ申請」と一部で伝わった電力株が軒並み上伸した。また、「大学ファンドが10月に財政融資8000億円を借り入れた」と報じられ、大学ファンドからの運用資金の流入期待も投資家心理の改善につながった。 日本は23日が勤労感謝の日、米国は24日が感謝祭で休場となるだけに、積極的に持ち高を傾ける向きは少なく、トレンドフォロー型の短期筋など一部の投資家の動きが活発なだけだった。こうしたなか、23日には米国で11月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される。政策金利の最終着地点であるターミナルレートがどの辺りを想定しているのかを探るために重要だ。また、欧米各国のグローバルPMI(購買担当者景況指数)や11月の米ミシガン大学による消費者景況感指数確報値が発表される。米国のインフレにピークアウト感が出てくるのか確認するうえでも注目を集めそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,883.5
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 1,278,768百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4507 東証プライム
7,146
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 2,226,594百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4519 東証プライム
5,090
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 8,546,405百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
5,824
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 1,727,206百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4543 東証プライム
2,574.5
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 3,837,799百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
4568 東証プライム
4,536
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 8,831,746百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6857 東証プライム
5,735
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 4,393,979百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
7733 東証プライム
2,210.5
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 2,842,464百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
9766 東証プライム
9,419
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 1,351,627百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9983 東証プライム
40,950
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 13,031,150百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27