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米ハイテク株安の影響も全体としては28000円近辺でのこう着【クロージング】

2022/11/17 16:02 FISCO
*16:02JST 米ハイテク株安の影響も全体としては28000円近辺でのこう着【クロージング】 17日の日経平均は3日ぶりに反落。97.73円安の27930.57円(出来高概算10億60000万株)で取引を終えた。前日の米国市場では、半導体大手マイクロン・テクノロジーが生産削減計画を発表したことが嫌気され、半導体株を中心に売られ、主要な株価指数は下落。これを受けた東京市場でも半導体関連は売り先行で始まり、日経平均は取引開始直後には27910.01円まで下落した。ただし、10月の訪日客数が前月比2.4倍増となったことで陸運や空運などリオープン関連株に資金がシフトし、相場全体を下支えする格好から日経平均は27900円~28000円辺りでのこう着となった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、陸運、空運、不動産、その他金融など22業種が上昇。一方、非鉄金属、鉱業、電気機器、卸売、鉄鋼など11業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、第一三共<4568>、ネクソン<3659>、KDDI<9433>、塩野義<4507>、オリンパス<7733>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、TDK<6762>が軟調だった。 米国では小売大手ターゲットが低調な業績見通し発表したことで、年末商戦の消費への懸念が強まったことも重荷になったとみられる。もっとも、投資家の多くは米景気の減速に伴う米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペースの鈍化への期待感から、買い意欲が根強いうえ、株価水準が下がったところでは押し目待ち狙いの資金流入も意識され、相場が大きく崩れることはなかった。 本日はインバウンド関連が相場を支えた格好だが、新型コロナウイルスの第8波への懸念が拭えず、慎重姿勢は崩せないところであろう。また、ポーランドへのミサイル着弾事件では新たな報道は出ていていないが、ひと先ず事態の収束に向けた動きとみておきたい。積極的にポジションを傾けづらい状況であろうが、押し目待ちの買い姿勢となろう。 《FA》
関連銘柄 10件
3659 東証プライム
2,517.5
4/25 15:00
-37(%)
時価総額 2,179,835百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4063 東証プライム
6,308
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-174(%)
時価総額 12,768,168百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4507 東証プライム
7,148
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時価総額 2,227,217百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4568 東証プライム
4,766
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+37(%)
時価総額 9,279,564百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6762 東証プライム
7,216
4/25 15:00
-141(%)
時価総額 2,805,379百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,342
4/25 15:00
-93(%)
時価総額 4,092,875百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7733 東証プライム
2,187
4/25 15:00
-40.5(%)
時価総額 2,812,246百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
33,600
4/25 15:00
-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,347
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27