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米CPIの発表を控え利食い売りが優勢に【クロージング】

2022/11/10 16:15 FISCO
*16:15JST 米CPIの発表を控え利食い売りが優勢に【クロージング】 10日の日経平均は続落。270.33円安の27446.10円(出来高概算12億7000万株)で取引を終えた。米中間選挙の大勢が判明せず、上院では与党民主党が接戦となっているため、米経済政策への行方が気がかりとなったことが響いた。主力株を中心に利食い売りが優勢となるなか、日経平均は前場の取引開始後に27370.62円まで値を消した。ただ、今夜発表の米消費者物価指数(CPI)を受けた市場反応を見極めたいとの見方から、次第に様子見ムードが広がり、売りが一巡した後は27400円台でのもみ合いが続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、パルプ紙、食料品、銀行、建設など10業種が上昇。一方で、ゴム製品、石油石炭、輸送用機器、鉱業、鉄鋼など23業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ネクソン<3659>、フジクラ<5803>、エーザイ<4523>、7&iHD<3382>、三菱商<8058>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>、NTTデータ<9613>が軟調だった。 前日の米国市場は。米中間選挙では想定していたほどのねじれ議会にはならないとの見方から利益確定の流れが強まった。暗号資産(仮想通貨)が値を崩していることも投資マインドを悪化させ、ヘッジファンドなど短期筋による先物売りを誘発させ、相場の重荷になっていた。個別では、通期業績予想がコンセンサスに届かなかったホンダ<7267>、クボタ<6326>、カシオ<6952>、住友ゴム<5110>などが売り優勢となった。 12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅が0.50%に縮小するのか、それとも0.75%を継続するのか見極めるためにも、10月の米CPIの結果とそれを受けた米国市場の動きが注目されよう。CPIのコンセンサスは、前年同月比で8.1%と、9月の8.2%から小幅に鈍化する見通し。また、ダラス連銀のローガン総裁やカンザス連銀のジョージ総裁がそれぞれ講演を行う予定で、利上げペースについてどのような見解を示すのかにも関心が向かうだろう。 《FA》
関連銘柄 14件
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時価総額 5,440,981百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
3659 東証プライム
2,551.5
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+41.5(%)
時価総額 2,209,275百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4523 東証プライム
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時価総額 1,797,789百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
5110 東証プライム
1,895
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+19.5(%)
時価総額 498,466百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5803 東証プライム
2,695
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+88(%)
時価総額 797,351百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6326 東証プライム
2,502.5
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時価総額 3,003,618百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6762 東証プライム
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+207(%)
時価総額 2,853,198百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6952 東証プライム
1,313.5
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時価総額 327,089百万円
大手電子機器メーカー。時計や電卓、楽器等を製造、販売。時計は「G-SHOCK」ブランドを国内外で展開。電子辞書は伸び悩むが、関数電卓は売上増。楽器は欧州で回復の兆し。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
7267 東証プライム
1,791
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+26.5(%)
時価総額 9,732,804百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8035 東証プライム
34,700
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+2,200(%)
時価総額 16,365,665百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,554
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時価総額 15,326,561百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9613 東証プライム
2,496.5
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+56(%)
時価総額 3,501,341百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
43,020
4/24 14:14
+840(%)
時価総額 13,689,867百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,748
4/24 14:14
+230(%)
時価総額 13,349,448百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10