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米CPIなど重要な指標発表を控えて模様眺めムードが広がる【クロージング】

2022/10/12 15:56 FISCO
*15:56JST 米CPIなど重要な指標発表を控えて模様眺めムードが広がる【クロージング】 12日の日経平均は小幅に3営業日続落。4.42円安の26396.83円(出来高概算11億6000万株)で取引を終えた。12日に9月の米卸売物価指数(PPI)、13日に9月の米消費者物価指数(CPI)発表を控えて、模様眺めムードが強まった。急ピッチの下げに対する自律反発を狙った買いも見られたものの、リバウンドは限られており、前日終値を挟んだこう着だった。そのなかで、「全国旅行割」が始まったほか、リスク回避姿勢から内需系にシフトしており、空運や陸運株などの強い動きが目立った。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が980を超え、全体の過半数超を占めた。セクター別では、空運、小売、倉庫運輸、陸運、サービスなど13業種が上昇。一方、電気ガス、鉱業、パルプ紙、非鉄金属、ガラス土石など20業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、7&iHD<3382>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、ネクソン<3659>、コナミG<9766>が軟調だった。 前日の米国市場は、イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁が英国債購入措置を計画通り今週で終了すると発言したことなどから、米長期金利は一時4%を突破する場面があるなど上昇基調をたどっているため、グロース株中心に売られ、ナスダック指数やSOX指数は下落した。これを受けて、東京市場では、半導体関連株や電子部品関連株など値がさハイテク株中心に値を消す銘柄が増加していた。一方、経済再開への思惑から空運株や小売株などのリオープン関連株には投資資金がシフトした。 市場の関心は13日発表の米CPIの内容だ。9月に発表された米CPIは市場予想を上回り、世界的に株安連鎖が進んだ経緯があるだけに、今回も同様なことになるのではないかとの警戒感から、米CPIを見極めたいと考える投資家が多いようだ。引き続き米国のインフレ高進への懸念が強まるようだと、再びショック安に見舞われる可能性もあるだけに、投資家は慎重姿勢を崩せないでいるようだ。 《FA》
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国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
3659 東証プライム
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PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4063 東証プライム
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6857 東証プライム
9,447
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時価総額 7,237,734百万円
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8035 東証プライム
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,030
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時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
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時価総額 2,105,863百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
49,020
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
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時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17